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「このままでいいの?」の先に

こんにちは。MAMEHICO神戸メンバーの酒井聡里です。

“今いる場所は違うと感じているけど動けない、どうしていいか分からない”
そう感じている方はいませんか。

そんなモヤモヤ渦中にいる方に是非観ていただきたいものがあります。
MAMEHICO銀座で上演されている一人劇「脱走兵と群衆」です。
遠いし、題名にもピンと来ずで、私は先日ようやく観に行ったのですが、“脱走”や“群衆”が今の自分に重なって、本当に様々なことを考えさせられました。

劇中で通信兵ミーリンという女性が、このまま拠点に残っていては命が危ないと知り、脱走を決意する場面があります。
決意したものの、なかなか脱走できない。

脱走が失敗するのではないかという恐怖、ほかの人と違う道を自ら選ぶ恐怖に何度も色んな理由を付けて現状維持を選ぼうとします。
「このまま脱走したら迷惑がかかるわ。この仕事を片付けてから…まだ準備が…」
真面目で優秀だけれど、それ故に、なかなか脱走できないミーリンに自分が重なります。

私も今、なかなか脱走できずに苦しんでいます。
私にとっての脱走は、社会的な成功を追い求めることからの脱走。

これまで、ミーリンと同じく真面目に頑張ってきました。
いい成績、いい大学、いい会社。世の中に「さすがね」と言われる女性を目指して頑張ってきましたが、次第に社会的な成功と自分自身の幸せは違うことに気がつきました。

一度きりの人生、やりたいと思うことをしたい。
自分の心に正直に生きたい。でもこれがめちゃくちゃ難しい。
成功への道は世に溢れていても、自分にとっての幸せな生活への道は自分なりに見つけるしかないから。

道も分からないし、失敗して無一文になるかもしれない。
同級生から噂をされるかもしれない。
人と違うことが怖い。人に嫌われたくない。
その恐怖が大きすぎて、いつの間にか想いに蓋をして、現状維持を選んでしまっている自分がいます。
まるで思考停止で流されている群衆です。

劇を観て、自由に生きるって、今日を我慢しながら働くことや、優秀であることよりずっとずっと難しいんだと感じました。
劇の終盤の歌に励まされ、感動で涙あふれたのに、はい脱走!とはまだなれない。
でも少なくとも、そんなどうしようもなく憶病な自分を真正面から見つめ、蓋をしてしまった想いに再び光を当てることができた時間でした。

もし今、同じように立ち止まっている方がいたら。
この作品が、何かのきっかけになるかもしれません。
ぜひ観てみてくださいね。

「脱走兵と群衆」
出演 / エトワール★ヨシノ
作・演出 / 井川啓央
日時: 5/2日(土)、3(日)
場所: MAMEHICO銀座

 

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