三軒茶屋 神戸 桐生 各店モーニング推しです。
銀座モーニング・ランチ3/17より再開!朝8:00から営業開始。ランチは予約受付中

いちごケーキ2026┃やってる店舗 三軒茶屋、神戸・御影

主役は、あのいちごです。

このケーキの主役は、福岡・糸島から届く本当に美味しい「あまおう」です。
食べれば、ほかのいちごとの違いはすぐにわかります。完熟で摘み取られた果実は、ヘタの近くまで真っ赤。青臭さがなく、口に入れると深い甘みと爽やかな酸味、そしてジューシーな果汁が一気に広がります。完熟いちごはとても傷みやすく、そのため市場にはあまり出回りません。MAMEHICOでは、今年も農園から摘みたてを直接送っていただいています。

このいちごの美味しさの理由は、完熟収穫だけではありません。栽培方法にもあります。現代のいちご栽培の多くは水耕栽培ですが、この農園では土に直接苗を植える土耕栽培にこだわっています。土の中でしっかり根を伸ばし、大地の力を吸収することで、味わいに深みが生まれるのだそうです。
この土耕栽培に取り組んでいるのは、若い姉弟。いちご農家だった祖父の味をもう一度つくりたい。「大変だけど、土耕栽培じゃないと祖父の味には近づけない」子どもの頃に食べた、甘くて香りが濃く、けれど自然な美味しさのいちご。その味をもう一度再現したくて、それぞれの仕事を辞め、農家になったそうです。

その想いの詰まったいちごを、このケーキにもたっぷり使っています。
糸島からいちごが届いたときだけお作りする、季節限定のケーキです。

驚くほど軽いショートケーキ

このケーキは、驚くほど軽い口どけに仕上げています。
これまでクリスマスの時期には、ホールのショートケーキを作っていました。ただ、あちらはテイクアウトが前提のケーキです。持ち帰りのあいだに形が崩れないよう、どうしても保形力のあるクリームが必要になります。そのため乳脂肪分の高い生クリームを使っていました。

今回は店内で召し上がっていただくケーキです。カフェでその場で食べてもらうケーキだからこそ、形よりも「口どけ」を大切にしたいと思いました。そこで使っているのが、タカナシ乳業の乳脂肪分35%の純生クリームです。口に入れるとすっと溶けていく。重たさが残らず、いちごの香りやスポンジの風味とも自然に重なっていきます。クリームが軽くなると、ケーキ全体の印象も大きく変わります。

ふんわりとしたスポンジ、たっぷりのいちご、そしてやわらかなクリーム。それぞれが重なりながらも、最後まで軽やかに食べ進めることができます。

サイズは少し大きめですが、気がつくとぺろりと食べられてしまう。
そんな軽やかなショートケーキに仕上げています。

香り高いいちごクリーム

ケーキの中に挟んでいるいちごクリームは、店内でいちごとお砂糖を煮詰めて作ったピューレを使っています。

仕込みのときには、店内いっぱいにいちごの香りが広がります。そのピューレを生クリームにたっぷりと加えることで、驚くほど香り高いいちごクリームに仕上がります。

いちごの甘みと酸味、そして香り。
そのすべてが感じられるクリームです。

自慢の自家製スポンジ

スポンジ生地ももちろん自家製です。粉から仕込み、きめ細かく、ふんわりと焼き上げています。

焼きたての軽やかな食感も美味しいですが、時間が少し経つとクリームとなじみ、しっとりとした一体感が生まれます。

スポンジ、クリーム、いちご。
それぞれが重なりながら、ひとつのケーキとしてまとまっていきます。そんな変化も、このケーキの楽しさのひとつです。

定番だからこその改良

このケーキも、作りながら少しずつ改良を重ねています。
最初はスポンジを2枚にスライスして作っていました。ところが、あるスタッフから「もっといちごの香りを感じたい」という声がありました。

そこでスポンジを4枚にスライスし、層を増やしてみました。いちごクリームといちごの量も、思い切って増やしました。すると、いちごの香りがぐっと際立つケーキになりました。

スポンジ、クリーム、いちご。
それぞれの層が重なることで、ひと口ごとにいちごの香りが広がります。そんな小さな改良を重ねながら、このケーキは少しずつ形になってきました。