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灯りと、空間と

渡辺 臣将 2026年4月1日 空間を整える #神戸 #銀座

こんにちは。MAMEHICO神戸・御影 店長の渡辺 臣将(しげまさ)です。

御影店の店内にある照明器具たち。
ペンダントライト、スポットライト、フロアライト、テーブルランプ。
実はその多くが、かつて渋谷に数店舗あったカフエマメヒコで、大切に使われてきたものなんです。

いまはもう無くなってしまったお店で使われていた灯りが、こうして御影に引き継がれている。
それを譲り受けて、僕たちはまたここで使わせてもらっています。
ただの照明といえばそれまでなんですが、どこか「お店の魂」を受け継いでいるような感覚があるんです。

どれもデザインとしてはとてもシンプルで、流行り廃りに左右されないものばかり。
特にスポットライトはガラスシェードになっていて、灯りそのものがぼんやりと光っているのが愛らしい。
だから何年経っても古びないし、使えば使うほど愛着が湧いてきます。

そしてそれらはすべて、代表の井川さんがひとつずつ選んできたものです。
センスがいい、と言ってしまえば簡単なんですが、僕は井川さんの「モノ選び」そのものをとても尊敬しています。
高価なものを選ぶというよりも、「長く使えるか」「ちゃんと機能するか」「空間に馴染むか」。
そういう視点で選ばれている。だから結果的に、ずっと残るものになるんだと思います。

MAMEHICOでは、時間帯や季節に合わせて、BGMと一緒に照明の明るさも変えています。
朝はやわらかく、昼は少し明るく、夜はぐっと落とす。
空間をどう感じてもらうかを考えたときに、照明はとても大きな役割を持っています。

そして御影店は、それだけではありません。
イベントをたくさん行うお店なので、いわゆる「演出照明」も入っています。
ステージには10機の灯体が吊られていて、それをコントロールする照明コントローラーも導入しています。

こういう設備は、たぶん普通のカフェではなかなか見ない仕様だと思います。
しかもそのコントローラー、実は2台目。
最初に入れたものがあまりに使いにくくて、井川さんがすぐに調べて「これに変えよう」と送ってくれたんです。

ちなみに銀座店に至っては、今やMAMEHICOの劇場として機能していて、照明の数もどんどん増えています。
行くたびに「また増えてるな」と笑ってしまうくらい。
最近はムービングライトや、光の筋をきれいに見せるためのスモークマシンまで入りました。笑

で、それを誰がやるかというと、業者ではなく、井川さんを筆頭に全部自分たち。
選定も配線も、設置も、操作も、すべて手探りです。
調べて、やってみて、失敗して、またやる。
そうやって少しずつ形になっていきます。

そこには井川さんらしい哲学が、ちゃんと込められているのだと思います。
照明に限らず、お店のつくり方はすべて同じで、細部にまでこだわる。
見えないところほど、手を抜かない。

正直、気づかれないことの方が多いです。
でも、ときどき「この照明いいですね」とか「この空間、なんだか落ち着きますね」と声をかけてもらえることがあって。
ああ、ちゃんと伝わっている人には伝わっているんだな、と感じます。
その瞬間が、すごく嬉しいんです。

今日も、灯りを整えて、お待ちしています。

MAMEHICOは今年で21周年です。

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