小さな春の遠足
こんにちは。MAMEHICO東京メンバーの小木曽弘子です。
私がカフエマメヒコ三軒茶屋店を初めて訪れたのは2022年の春。
ちょうどMAMEHICO銀座が誕生する少し前のことでした。
気づけばあれから4年。
イベントに参加したり、ちょっとしたお手伝いをしたりしながら、私なりにMAMEHICOとの時間を重ねてきました。
今日は、その中でも特に印象に残っている「よもぎ遠足」について書いてみたいと思います。
春にみんなでよもぎを摘みに行く、小さなイベントです。
ある晴れた春の日、待ち合わせの駅に集まったのは、顔なじみのスタッフと数名のお客さんたち。
はじめましての人もいて、ほんの少し緊張しながら、電車で目的地の公園まで出かけていきました。
「葉の裏が白く光っているでしょ?あれがよもぎ!」
「柔らかい新芽を摘んでね!」
スタッフの友ちゃんの声がけで、いよいよよもぎ摘みのスタートです。
広くて大きな公園内をぞろぞろと歩きながら、見つけては摘み、手にした袋に入れていきます。
「あっちにもあるよ」「川辺にもたくさん!」
「クレソンもある」「え?!タケノコまで!」
そんな声があちこちから聞こえ、気づけばみんな夢中。
子どものような無邪気な顔になっていました。
袋がどんどんふくらんできた頃、ちょうどお昼の時間です。
満開の八重桜の下にレジャーシートを広げて、MAMEHICO特製の美味しいお弁当をいただき、大満足の私たち。
ただ、それだけでは終わりませんでした。
摘んだばかりのよもぎをゆがいて、刻んで、白玉にしてくれたのです。
それも、手作りのあんこまで添えて。
びっくりしていたら、さらに…ハンドドリップで淹れた珈琲のおまけ付きです。
「ここでこんなことができるの?」と、思わず笑ってしまうほどの贅沢な時間。
あの時に味わった白玉と一杯の珈琲は、味そのものだけでなく、その場に流れていたやわらかな空気や時間ごと、今も大切な記憶として残っています。
あまりに楽しかったので、その後しばらくはひとりで「よもぎ散歩」に出かけるようになりました。
都内のよもぎだから、いろいろ気になることもありつつ、「まあ、ワイルドでいいか」と、かまわずに摘んで白玉にして食べてみる。
以前は無農薬の生よもぎを取り寄せていた私が、です。
たった一度の遠足が、私をほんの少し自由にしてくれたのかもしれません。
そんな自分がなんだか可笑しくて、嬉しくて。
今思い出しても心がふっとほどけるような、そんな思い出です。
みなさんもMAMEHICOのイベントで、日常が少しだけ自由になるようなやさしい時間に出会えますように。

春メニュー始まります。
東京 4/7(火)〜
神戸 4/9(木)〜