すべてはあの日から
こんにちは。MAMEHICO神戸メンバーで、「季節の花の会」を開催させていただいております、紫水の一谷美智子と申します。
今回は、MAMEHICOと私の出会いについて、少し書いてみようと思います。
実は以前、この場所でお花のワークショップをしていたことがあります。
それから何年か経ったある日、たまたまガーデンシティの前を通りかかり、数年ぶりに立ち寄ってみました。
閉店していたはずのお店の様子が変わり、何やらカフェがプレオープン中とのこと。
自然の素材を生かした外観や、落ち着いた佇まいに、とても心が惹かれました。
どこか自分の感覚と通じるものを、直感的に感じたのです。
随分と手がかかっていそうだけれど。
どういったお店なのだろう…。
私とは世代が違うお店かな…。
お花の教室に貸してもらえないだろうか…。
とはいえ、通りがかり。
何の準備もないまま声をかけるのもどうだろう…。
今日は帰って出直そうか…。
そんなふうに一瞬のうちにあれこれ思い巡らせていたところ、一緒にいた娘に「とりあえず声をかけてみないと始まらないやん」と、ぐいぐいと背中を押されたのです。そりゃそうだ、と。
ちょうどそのとき、お客さまのお見送りでお店の外にいらしたのが、東京からヘルプで来ていた日野沙織さん。
思い切って声をかけてみました。
それが、すべての始まりでした。
日野さんが店内にいたみゆきさんを呼んでくださり、
「イベントカフェだけど、まだプレオープンしたばかり。これからつくっていく段階なので、声をかけていただけるのはありがたいです。店長がいるときに、ぜひお話ししましょう」と言っていただいたのです。
地元に住んでいるわけではありませんが、この場所とは、白鶴美術館に通い始めたことをきっかけに、もう15年ほどのご縁があります。
折にふれてつながりが生まれ、そして見えない糸に引き寄せられるように、MAMEHICOとの出会いがありました。
これはもう、ご縁を感じずにはいられません。
あの日、思い切って声をかけたことから、この場所でどんなことが始まっていったのか。
また少しずつ、書いていこうと思います。

「神戸 暦の手帖」は、MAMEHICO御影が季節とともに綴る、神戸の小さな歳時記です。