銀座はモーニングと予約制ランチ
GWも各店変わらず営業しています

エトワール★ヨシノは、いわゆる「俳優」や「歌手」といった肩書きに収まる存在ではない。
今回の音楽劇『脱走兵と群衆』は、シャンソンの名曲「脱走兵」と「群衆」に着想を得て生まれた作品だ。
戦争、制度、群衆、そしてそこから逸脱する個人──その葛藤を、歌と語り、そして演技を通して描いている。
注目すべきは、その上演形式である。
鑑賞料は無料。予約も不要。決まった席もなければ、観劇のマナーを強いるような空気もない。
通りがかりにふと足を止めて見てもいい。ふとした偶然で出会っても、誰かの誘いでふらりと来てもいい。
そういうかたちでしか出会えない表現が、たしかにあるという前提に立っている。
この「無料・予約不要」の試みは、経済的な負担をなくすという意味だけでなく、文化や芸術を「時間とお金に余裕のあるヒトのもの」にしない、という明確な意思表示でもある。
誰かのスケジュールに組み込まれるのではなく、自分の気持ちに従って触れる。その自由を保障することが、ヨシノの表現と深く結びついている。
事前にチケットを買い、予定を立て、時間通りに席に座る──そうした「観劇の作法」に縛られないこの作品は、舞台芸術のあり方に一石を投じている。
表現とは、もっと柔らかく、開かれたものであっていい。
新しい時代の幕開けとは、大げさな変革ではなく、こうした小さな自由の積み重ねから始まるのかもしれない。
Voice
一人芝居とは思えない臨場感
ヨシノさんが一人で、ストーリーテーラー、兵士、通信兵ミーリン、ミーリンの義母を演じ分けていて驚きました。声や動きが変わるたびに、まるでそこに本当に人がいるように感じられます。
小さな空間に溢れる熱意
客席との距離が近く、息づかいまで伝わる。小さな会場なのに、エネルギーがはちきれそうなほど。観ているうちに、自分の中の何かが呼び起こされる感覚がありました。
印象に残る言葉
終盤の「怖いのは民衆の心」というセリフが忘れられません。深いテーマを、まっすぐに届けてくれる舞台でした。観ているうちに、自分の中の何かが呼び起こされる感覚がありました。
会場の雰囲気も特別
MAMEHICO銀座の店内が、ほの暗くて静かな舞台に変わっていてとても素敵でした。お弁当やデザートBOXを食べながら観劇できるなんて、他では味わえない体験です。
カフェスタッフが創る舞台
音響や照明、衣装などを支えるのはプロの舞台スタッフではなく、MAMEHICOのスタッフやお客さん。みんなの熱意と手づくりの力で創られていることに感動しました。
ここでしか生まれない作品
「脱走兵と群衆」は、まさにMAMEHICOそのもの。他では絶対に観られない、ここでしか生まれない舞台。構想ではなく、実行20年の結晶だと思いました。
若きヨシノの生命力に心を打たれた
若いヨシノの姿がとても生き生きとしていて、希望と好奇心に満ちていました。悲劇に巻き込まれながらも、強く生きようとする姿に胸を打たれました。
観た後も心に残る体験
観劇から数日経っても、シーンが鮮やかに思い出される。一言で語れない余韻がずっと残っています。
無料とは思えない充実感
鑑賞料がいらないなんて信じられないほどの完成度。内容の濃さと感動の深さに、思わず応援したくなりました。
Q&A