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黒豆を炊くこと

みなさんこんにちは!
MAMEHICO神戸・御影の店長シゲです。

マメヒコの定番といえばクロカン!
手作りのツルッとしたコシのある寒天の上に黒豆の甘煮を乗せて、
きび砂糖で作った手作りシロップをかけたもの。

実はマメヒコをやると決めてからマジメな僕は、
家で黒豆を炊く練習をしていたのでした。

マメヒコで食べたものはツヤツヤと輝いていて、ねっとり濃厚な感動的な食感。
しかも甘さは尖ったようなものではなくて、丸みのある甘さ。

でも家で炊いたものは、色んなレシピを見ながらやってみたもののなんか違う。
あーでもないこーでもないと悩んでいたところ、以前発行されていたマメヒコのフリーペーパー「M-HICO」に衝撃的な事実が記載されていた。

「黒豆は3日間かけて炊いている」と。

早速、マメヒコで使っているのと同じ鍋を買い揃えて何度も練習してみた。

御影がオープンしてからもこの黒豆炊きにはまったく気を抜けない。
炊く量にもよって仕上がりがぜんぜん違うので、微調整が必要。

定休日明けに出すためには、定休日も火入れが欠かせない。
年末年始の休みには家に持ち帰って炊いていた。
それぐらいこの黒豆炊きには手間暇がかかっている。

「MAMEHICOが大切にしている10のこと」の中には
【手間暇をいとわない】というものがある。

お客さんに感動してもらうのには、このぐらいしないといけない。
これがMAMEHICOの哲学だ。
まさにこの黒豆炊きが物語っている。

今日も黒豆に火入れをしながら、背筋が伸びる思いでキッチンに立っている。

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