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MAMEHICOのお弁当

ご利用されてる方から、お便りが届きました。

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マメヒコ弁当について。

数ヶ月前から職場でマメヒコのお弁当を食べるようになった。
そして今日は大阪に向かう新幹線の中でお昼にお弁当を食べた。
泊まりの出張なのでいつものワッパの弁当箱ではなく、使い捨ての紙の容器に変えてもらった。

マメヒコ弁当を食べたことがない人に、どんなお弁当なのか、説明したい。

まず野菜の分量が多い。
市販のお弁当でこれだけ野菜がとれるものは見たことがない。
いつも数種類の野菜が入ってるのだが、量だけでなく、またこの野菜の歯応えがすごい。

ここにいるわよ!と叫ぶような力強さだ。

味も濃くて、野菜が嫌いな子供だと、ウェーンと泣き出すようなパンチがある。

これはスーパーの棚の照明に照らされた弱々しい代物ではない。

マメヒコスタッフが長靴でもはいて、畑から泥がついた野菜を抜いてきてるのではないか。と、思わず妄想してしまうような。

緑鮮やかな青菜を顎を使って無心に咀嚼する。
青菜と蓮根の栄養が私の口腔内から胃腸に、そして細胞に染み込んでいくのを感じる。

 

次に玄米。

この玄米は非常に食べやすく美味しい。
お米ってこういう味なんだなあとわかり、今は味としても白米が物足りなくなり、玄米の方が美味しいと感じるようになった。

弁当箱に敷き詰められた玄米ご飯はたっぷり量があり、かといって多すぎず、全てが程よい。
素晴らしい包容力、力強さ。男だったらまさに理想。

マメヒコ弁当はよく噛むので、顎を使わせてくれるのだ。今日のおかずは肉のそぼろだった。玄米と相性がいい。味付けはあっさりなのに、しっかり味がしてご飯が進む。素材の旨みを引き出す調理法。

そして、全体を通して油がとても少ない。

玄米は白米よりも消化が悪いと言われているが、マメヒコ弁当は胃もたれが全くせずに、食べてる最中からぽっと温かくなり、活力が湧いてくる。体にガソリンが注入されいくのがわかる(食べていると、同席している人から、あら、顔色が良くなってきたよーと指摘を受ける)。

私は出張が多いので、これまで駅弁はたくさん食べてきた。色とりどりで、うつくしく、肉あり、魚ありで、豪華絢爛、なんでもござれ。しかし、それは、ザ・添加物祭りの世界。

何十個ものお弁当が豪勢に並べられているのに、一つたりとも添加物ゼロのものがない。消費者の問題、流通の問題、教育の問題、色々あるんだろうけど、市販の食べ物で添加物をゼロにするというのは、今の日本の商売ではあり得ないことなんだなぁというのがわかる。

そして、駅弁を続けて食べていると、体が浮腫み(塩分が多い)、口内炎が出てくる。

私は体が強くなくて、すぐに不調が出るのでわかりやすいが、こんなものを日常的に食べてるといつか体は、もうやってられないよと反乱を起こしてくるだろうなあと思う。

駅弁のラベルをチェックして、少しでも添加物の少ないものを探して、でも見つからず、買いたいものがない中で、ぶつけようのない怒りを感じてていた私にとって、マメヒコ弁当はまさに、日本の弁当界の奇跡だ。

愛情と手間暇と信念と勇気(添加物を使わず提供するというのはとても勇気がいることだと思う)のオーラが弁当箱から立ち上ってくる。

できれば、近しい人にもこれを食べさせたい。

その思いで、職場でもマメヒコ弁当を勧めているが、コンビニ飯が大好き、牛丼が大好きという若い男の子たちからは人気がない。彼らは味付けが濃くて脂っこいものが大好き、野菜ではなく肉アンド肉を求める。そして、白いご飯が大好き。

柔らかく噛まずにすぐに喉に通るようなものを好む。でも若い人の中でも、食べてるうちに、なんか体調いいなあ、胃もたれしないなあと分かりだして、定期的に頼むようになる人もいて、食べ手を選ぶのがマメヒコ弁当。

今のところ、私とマメヒコ弁当は相思相愛だ。
ラブラブというやつ。うふふ。

願わくは、マメヒコお弁当クラブがずっと続きますように。

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