2024年MAMEHICOの目指すところ
MAMEHICOは、東京·渋谷や三軒茶屋でカフエ マメヒコとして20年近く営業してきました。営業当初は、お客様と店との距離は詰めすぎぬよう、細部に配慮し営業していたんです。ところがどんどんと時代が変わり、2020年以降にはコロナ禍もあって、すっかり時代が変わってしまったなとボクは感じているんです。それでボクたちは、もう一度、カフエ マメヒコを、新しいカフェのあり方を、考え直さなくてはいけなくなったと感じたんですね。
2024年は新しき良き時代に向かうための全部リセットの年だろうなと予感しています。ほんとに大きな変化の真っ只中にきたなという感じです。かつては家族、学校時代の友人、同僚、地域社会、趣味の仲間、そういう枠組みのなかでコミュニティが形成されてましたよね。けれどその根幹が揺らいでしまってますから、既存のコミュニティも恐らく揺らいでしまっているところも多いんじゃないかなと推察します。
新しい時代ですから、なにが正解っていうのはわかりません。正解を指し示したいわけじゃないんです。これからの時代はみんなそれぞれでいいと思います。コミュニティなんかに属して、余計なしがらみに縛られたくないなんて考えもあっていいでしょう。ただ、どこにも属さず生きていけるほど強くないのもヒトです。それにやっぱり異なる考えやバックグラウンドを持つヒトたちと集まり、新しい視野や価値観を得る、そんな環境に身を置きたいっていうのもヒトでしょう。
お金を払って受けとるだけのエンターテインメントよりも、自分が所属してるコミュニティの活動を通じて、自分を発見できたり、成長させられたりするほうがよほど楽しい。コミュニティは、孤独になりたくない、安心したいっていうシェルターの側面だけじゃなくて、成長できる楽しい場っていう部分がないとだめだとボクは思う(安心できる場所じゃないと、成長もできないんですけどね)。それでMAMEHICOは、メンバーシップ制のイベントカフェとして、スタッフやお客さんと共に『居場所』創りを始めました。
新しい時代への突入が、冒険の旅だとすれば、主人公であるみなさんは誰と一緒に旅をしたいか。そう考えてもいいかもしれない。自分の役割やスキルを知っているから、それを補うパートナーを選びたい、そんなヒトもいるかもしれません。よくわかんないけど、シンプルに一緒にいていつも楽しいと感じる相手を選びたいってヒトも大勢いるでしょう。
MAMEHICOはそもそもカフェですから、好きなスタンスで出入りすればいい、そんな場所です。MAMEHICOにどっぷり留まりたいっていうヒトもいたっていいし、複数の場所と少しずつ付き合いたいよっていうヒトがいてもいい。このボクの話に共感があるヒト、楽しい場所を探しているヒトは、どうぞ勇気を出して、ボクたちに声をかけてください。もしかしたらアナタの居場所になるかも?しれません。
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