3月 29 2023 ブログ 生き物を扱う MAMEHICOのミカです。先日、数年ぶりに味噌会を開催しました。本来、その会で味噌を仕込もうと計画していましたが、実際には味噌仕込みは見送りになってしまいました。というのも、味噌の材料として欠かせない「糀(米に麹菌を培養した、発酵食品)」を、この日に向けて仕込んでいたのですが発酵が思ったように進まず、糀が完成しなかったのです。「はぁ〜味噌会に間に合わせられなかった…」と落胆している私に「生き物とはそういうもんだ。生き物を扱ってるんだからそういうこともある」と、井川さん。あぁ、本当にそうだよなぁ、と。都会の暮らしでは、ともすると、なんでも人の手でコントロールできるかのような気になってしまいます。自分の思ったように、何事も進められると勘違いをしてしまう。でも、そうとは限らないということを、生き物に気付かされます。手をかけることで、筋道をある程度立てることはできても、思ったように進むとは限らない。生き物である以上全てをコントロールすることはできないので、焦っても、進まない時は進まないし、手を加え過ぎてむしろ事態を悪化させることだってあります。そういうことは、ハタケマメヒコに通っていた時にも体感してきました。どんなに手を尽くしても悪天候が続けばうまく育たないし、かと思えば、たいして苦労せずに大豊作!ということもある。変化することにも、しないことにも一喜一憂しすぎない。自分でどうにかできることはやっても、「あとはなるようになるさ」という軽やかな気持ちを持っておかなきゃいけませんね。ついついなんでも深刻に捉えがちな私は、そういうことに触れるたびに反省するのです。 関連投稿: 小さな奇跡 演劇を通して 希望の街 神戸 「クッキー缶」のご注文受付中!! Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: SAKAMOTOブログコメント: 0 豆の神様 遠足をする、その意義とは
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