3月 07 2023 ブログ 味噌を作ろう MAMEHICOのミカです。ドライカレーに添える野菜のお惣菜の味付けに、お弁当クラブメンバーのお味噌汁に、私たちの日常に、味噌は欠かせません。マメヒコではその味噌を自分たちで作っています。味噌の材料は塩、大豆、糀です。糀というのは、簡単に言うと「麹菌と呼ばれる菌の塊」です。麹菌が日本の食を支えていると言っても過言ではないくらい、日本酒、味噌、醤油といったお馴染みの発酵食品の「発酵」を担っている菌なのです。味噌作りで一番大変なのは、この糀作りです。なにせ温度と湿度を一定以上に保たないと出来ないし、1週間くらい気が抜けません。良い糀を使うことが味噌作りのポイントなので、糀作りが味噌作りの中で一番ドキドキします。蒸した米を材料に作るのですが、文字通り本当に花が咲いたように、白くホワホワとしてきたら糀の完成!(糀作りについて掘り下げると長くなってしまうので、それはまたの機会に!)無事に糀ができたら、大豆を茹でて、材料全部を混ぜて潰して、大きなガラスジャーに詰めます。後は待つのみ。味噌作りの大半は麹菌が働く時間なので、じっくり待つこと数ヶ月…発酵が進んで味噌が出来上がります。できたばかりの味噌は白っぽく、熟成されていくと黒っぽい色に変化していきます。味わいや香りもそれと共に変化するので、そんな変化も面白い。熟成が進んだ味噌は、若い味噌と混ぜて味や香りを調整しながら使ったりもします。さて、今年は久々にマメヒコの味噌を作ることになりました。「寒仕込み」と言って、寒いうちに味噌を仕込むと美味しくできると言われています。本格的な春の到来前に、スタッフとお客様とみんなで行なう味噌仕込みです。振り返れば、私は「マメヒコの味噌会」というイベントに行ったのが、マメヒコとの出会い。味噌会が面白くて、そこからよく通うようになり、1年も経たずしてスタッフになりました。これがなければ今のようにはなっていなかったと思うので、不思議なものです。 関連投稿: 小さな奇跡 御影の壁掛け時計 希望の街 神戸 「クッキー缶」のご注文受付中!! Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: hinosaoriブログコメント: 0 器ストーリー 壁を塗るとは
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