MAMEHICOのミカです。
有難いことに「MAMEHICOのお冷って美味しいですね」
って言っていただくことがちょこちょことあります。
MAMEHICOのお冷。
特別な湧水などではありませんが、
業務用の濾過器を通した浄水を、
備長炭と氷と一緒にタンクに準備しています。
結露し過ぎてしまうので基本的にグラスには氷を入れません。
ストローで飲むアイスドリンクと違って直接グラスに口をつけるので、
薄手の口当たりのいいグラスを選んでいます。
夏は暑くて喉が渇くし、冬は乾燥してこれまた渇く。
…なので、お冷は年中人気者で、お店に立つスタッフは、
お冷を注ぐのが大事な仕事の1つです。
ほしい時にキンと冷えたお冷が手元にあることが
美味しいですねという声につながっているんだと思いますが…。
慌ただしい店内で、オーダーを伺ったり、お会計をしたり、
お客さんとおしゃべりしたりしながらも、
きちんとお冷を行き渡らせる、って案外難しく。
目の前のことで精一杯になると、
お金をいただいている「商品」ではない
お冷まで注意が払い切れないのです…。
カフェは水商売。
昨日と今日でも、同じ日の朝と夜でもガラリと変わります。
変化の絶えない中で変わらずにやり続けるには、
いそがしい時こそ余裕を持ち、ゆったりした時こそ緊張感を持つ、
ということなのだと思いますが…。
自分もやり切れていないことがあるからこそ尚更、
若いスタッフと一緒にお店に立っていると、
それを頭だけじゃなく体で理解するまでには
なかなか時間がかかるよなと思います。
「当たり前にやること」の難しさと大切さを水に学ぶ日々です。
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