豆選り会

MAMEHICOのミカです。

収穫した小豆や大豆といった豆は「豆選り(まめより)」と呼ばれる選別作業を経て、ようやく食事やデザートに使えるような状態になります。

育つ過程で虫に食われてしまったり、そもそもうまく育たずに未熟なままのものがどうしてもできてしまうし、小石や小枝などが途中で紛れ込んでしまうこともあります。

まさに玉石混交なので、それを仕分けるのが豆選りなのです。

農協に持っていけば、大きな選別機でばばばっと選別できるそうですが、たくさんの生産者の方の豆を一緒くたに混ぜて機械にかけるので、自家栽培の豆にはできないやり方。

だから、私たちがやっている豆選りというのは、昔ながらの手作業です。
手でひたすら豆を仕分ける作業は、かなりかなり地味で地道な作業なのですが…

この豆選りの作業が好き!っていう人は、探してみると一定数います。

かくいう私も豆選り好きの一人で、まだお客さんだった頃、黙々と作業することが好きなことを井川さんに見抜かれ、「豆選りの会社作りなよ。マメヒコから発注するよ」と言われたことは忘れられません…!笑

手はずっと動かし続けて忙しなくとも、一人でやるときは考え事が捗ったり、誰かと一緒の時はおしゃべりが楽しかったり。

つい没頭しすぎて周りが見えなくなっちゃうので、気をつけています…笑

今やマメヒコに欠かせない存在、ナカジュンさんも、思い返せば毎週毎週豆選り会に来てくれていたのでした。

そのうちに会の開催とは関係なく、仕事帰りとお休みの日(つまり毎日!)にマメヒコに通って豆選りを続け、好きが嵩じて、
ついにはお店がお休みの年末年始に家に持ち帰って豆選りをする、という伝説も残しています…!

そのうちに、いつもいるからと珈琲豆の袋詰めやジャム作り、クッキー作りへと駆り出され始め、キッチンにいる時間の方が長くなり、
徐々に豆選りする時間が取れなくなるほど他にやることが増えて増えて…今に至るというわけです笑。

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さて、そんな豆選りをやってくれる人をこの度大募集します!!
…というのも、小豆を使ってあんこを炊いて、「あんみつ」をやろうと考えているのです。

ここ数年、メニューではお休みしていましたが、マメヒコのあんこは甘すぎず、豆の香りがきちんとする自慢の味わいなんです。
どうぞお楽しみに!

というわけで、まだ未選別の小豆が三茶店にたくさんあるので、豆選り会を開催します。
ご都合つく方、ぜひご参加ください。途中からのご参加もOKです!
(今回ご参加難しいという方は、またやりますのでその時にぜひ!)

【第1回 豆選り会】
4/21(金)18:00〜 カフエマメヒコ三軒茶屋店