群馬紫香邸 工事開始!

群馬県桐生市で紫香邸という名前の新しいMAMEHICOをやります。
9月のオープンを目指して、準備が少しずつ始まりました。

私たちが譲り受ける前は骨董屋の店舗として使われていた、昭和初期に建てられた一軒家。
戦争や地震で壊れることなく現在まできれいな状態で残ってきた貴重な建物ですが
カフェにするには一手間かけねばお店として成り立ちません。
骨董屋さんではそんなに必要ではなかったでしょうけど、
水回りの設備が不十分なので、リフォーム工事を予定しています。

キッチンとして使われてきた部屋が既にありますが、家庭サイズの小さいスペース。
この家にはそこかしこに押し入れや収納用の小部屋があり、現在のキッチンの周りにもそんな収納スペースがいくつかあるので
それらの壁を取り払い、ぶち抜きにして広くしたスペースに新しいキッチンを作ろうと考えています。
トイレや洗面台も使いやすいものに変えます。

そんな工事をお願いする業者さんたちとの打ち合わせをこのGWにしてきました。
銀座のお店を作ってくれたマメヒコ馴染みの業者さんと、桐生で出会った地元の業者さんが繋がって、新しいタッグでお店作り。
既存の柱は残すので柱の周りをどう処理しようか、床が並行でないところはどう仕上げようか。
そんな、工事を進める上でぶつかるであろう課題に対して考えを共有して、どういう方向に進めていくかを擦り合わせる時間でした。
月末にはいよいよ本格的な工事が始まります。

ベースとなる工事はこうして業者さんにお任せしますが、お店作りの後半は、私たちマメヒコスタッフやお客さんの手で仕上げていくつもりです。
昨年、神戸と銀座のお店を作ったときもペンキを塗ったり、和紙を壁に貼ったり、テーブルや椅子を運び込んだり…と、たくさんのお客さんとスタッフの手によってお店が完成したのでした。
お店は自分達の居場所となるところ。
業者さんに全部お任せ、ではなく、最後は自分達の手で仕上げるからこそ、より愛着のある場所になるような気がします。