おひつを使うわけ

こんにちは!MAMEHICOスタッフのトモです。

MAMEHICOでは玄米を炊いたあと、おひつに移します。
同じお米、同じ道具で炊いても。
おひつに移すか、移さないか、それだけで、ご飯の美味しさが変わってきます。

MAMEHICOでは、秋田の天然杉を、竹輪で締めたものを使っています。

高樹齢の秋田杉は、
年輪の幅が狭いため

木目が美しい
強度に優れている
材料伸縮が少なく狂いにくい

という、特徴があるようです。

おひつは、“呼吸”をします。

水分を吸ったり、外に逃がしたりを自然にしてくれる。
湯気の上がる炊きたてのご飯は、お米の外側にも内側にも水分がたっぷり。
おひつに入れることで、木が余分な水分を吸ってくれて。
ご飯が、丁度、おいしい状態に保たれます。

やわらかいご飯も、かたいご飯も、
不思議とそれなりに美味しくなってくれるのです。

あら熱がとれ、水分が程よく抜けると、ご飯本来の甘みやうまみが引き出されます。

MAMEHICOのお弁当に入っているご飯。
あれが冷めても美味しいのは、おひつに移しているからなのです。

ほのかな木の香りも、ご飯の美味しさを際だたせてくれます。
天然の木が持っている防腐効果も働き、ご飯の中の水分が傷みにくい、とも言われています。

天然杉のおひつは、MAMEHICOのご飯炊きに欠かせない道具なのです。