三軒茶屋 神戸 桐生 各店モーニング推しです。
銀座はメンテナンス中です。3月あたまに再開予定です。

当たり前をていねいに続ける

こんにちは、MAMEHICO神戸・御影店スタッフの水野知帆です。

MAMEHICOのモーニングをお客さんに持っていくと、みなさん口を揃えて「すごーい!」と言ってくれます。
その食事を見慣れてしまった私にとって、この言葉は、あらためて考えるきっかけになります。
一体、MAMEHICOのモーニングの何が、みなさんの「すごい」に響いているのだろう?

モーニングの内容は、至ってシンプルです。
例えば和定食ならば、ご飯・味噌汁・焼き鮭。
別にキャビアやフォアグラといった高級食材を使っているわけでもなく、誰でも手に入る食材で、家庭でも作れる内容になっています。

けれど。
「手間暇を惜しまない」
そのひとつ一つにはMAMEHICOの大切にしていることが詰まっています。

ごはんは玄米を使っています。
「健康に良いって聞くけど、普段玄米なんて食べないわ」という方も、MAMEHICOの玄米ごはんは美味しいと言って完食してくれます。
食べやすい品種をオーナーの井川さんが選んでいる、というのもあるのかもしれません。

味噌汁で使う出汁は、自分たちでとってます。
はらわたを取ったいりこ(ここが大事なんです)と昆布を水に入れて、一晩かけてじっくり作ると、えぐみのない澄んだ出汁ができあがります。

そしてメインとなる鮭は、北海道産の天然秋鮭。
もはや、鮭とごはんだけで箸が止まらない、絶妙な味付けが魅力です。

自分たちが本当に美味しいと思うものを、手間暇をかけて作る。
文字にすれば至ってシンプルですが、実は今の時代、これが一番難しいことなのかもしれません。

美味しいものを食べたい。丁寧に暮らしたい。
そう分かってはいても、いざ日々の暮らしの中で実践しようとすると、忙しさに追われてつい後回しになってしまうもの。
だからこそ、当たり前のはずの「丁寧な朝ごはん」が目の前に現れたとき、その熱量がお客さまの心に刺さっているのではないか。
と、私はそう考えています。

けれど。
実際、難しいことはしていません。

玄米ご飯も、浸水なしで白米のように炊いています。
使っているのは圧力鍋。これで1時間もかからずに作れます。
水加減・火加減・蒸らし加減さえおさえれば、美味しく炊けます。

味噌汁は、はらわたを取りさえすれば、水出し緑茶を作るみたいな感覚で、次の日にはできている。
鮭も、フライパンにクッキングシートを敷いて焼いているんですけど、このやり方は美味しくできる、かつ、洗い物がとても楽!笑
この方法を知って以来、私も自宅で焼くときは、コンロを使わずにフライパンで焼くようになりました。

MAMEHICOでは、これが日々のことなので、ものすごく難しかったり、材料が手に入りにくかったり、しんどかったりする方法は選びません。
誰でもできて、無理なく続けられる。そんなシンプルなやり方を大切にしています。

MAMEHICOでは、毎日これを続けているので、ものすごく難しかったり、材料が手に入りにくかったり、しんどかったりする方法は選びません。
誰でもできて、無理なく続けられる。そんなシンプルなやり方を大切にしています。

だからですね。
MAMEHICOのモーニングを見て「すごい!」と思ってくださったら、何かひとつでもいいので、ぜひ日常に取り入れてみてほしいのです。

「そんな時間、ないよ」と思うかもしれません。
でも、生活を少し見直してみて、ほんの数分だけ早く起きてみる。
ついスマホを見てしまう時間を減らしてみる。
そんな小さな工夫で、丁寧に暮らす時間は、きっと生まれます。

丁寧な生活を、当たり前にすること。
それを「すごいこと」として遠くから眺めるのではなく、日常のすぐそばに置いてほしい。

そうしたら、毎日はもっと生き生きと、輝きはじめるはずです。
そんな誰かの暮らしが変わるきっかけになればいいな、と思いながら、私は毎朝、店に立っています。