壁は壊すことになりまして、えー、まーなんとか
今日もう一度ここまで立て直すところまで行きました。

今日は左官の秀平さんが現場に見に来ました。
渋谷のお店の壁を塗ってもらうんです。
ボクが思い描いているイメージは、
7メートルもある豆のテーブルは大木を森で伐って、
そこにみんなで椅子を持ってきて座ってお茶してるという風にしたいわけです。
だからテーブルの先にある秀平さんに塗ってもらう壁は倒木の枝葉をイメージさせたいわけ。

当初は豆をね、混ぜ込んで塗ってもらおうかとも思ったんだけどさ。
マメヒコで壁に豆塗るなんてなんか馬鹿みたいでしょ。
なんか当たり前すぎて。
それよりは遠くから見て、
何なのあの緑の壁。話し聞いて。あっそーなのふーん。
なんかキレイね。ってもんにしたいわけ。

店内の床もフローリングなんてもう当たり前だし、
だから左官で土間にしてもらおうという計画なんですぅ。

秀平さんとあれこれ話して、じゃ、こんな風にしましょ。
じゃぁ6日からの工事よろしく、ってなったところで問題が発覚。

秀平「このままの床じゃ土間は塗れんな」

一同「・・・」

秀平「いまある床をはつってからじゃなきゃ塗れん」

秀平さんいわく。

コンクリートの床がいまあるわけです。
そこの上にコンクリートをベースとした土間を塗って作る計画なんだけど、
そうなると、もとからあるコンクリートと新しいコンクリートが二つの層になるわけですね。
新しく塗ったコンクリートはやがて乾いて収縮し、そこからひびが入り、
いずれ、その割れ目からはがれて、床のすべてが剥離して大変なことになると。
だから、新しいコンクリートをはがれにくくするために今あるコンクリートを削る必要がありますよと。
相当広い床を、今からガガガガと削るというのか。
現場監督が切り出しました。
「それはできません」と。
そりゃそうよ。一体いくらかかるんだよ。どんだけの時間かかるんだよ。

現場監督「隣のビルは録音スタジオで、むかえのビルは三味線教室なんです」
ボク「 |||||(´ω`;)||||| 」

聞いたところ今までも、何度も「音がうるさい」と叱られてるんだって。
知らなかった。すいません。うるさくしました。以後気をつけます。
ってその矢先に全部の床をハツルだなんて。
ハツレませんと現場監督。ハツラなきゃハガレますと秀平さん。

二人「さぁー。ハツリますか。、ハガレますか、さぁさぁどっち!」

西に日が沈み、秀平さんが帰った現場にさらにもうひとつ重大な問題が発覚。
棚の設置を予定していた箇所の幅4メートルもの板の木目が、どうもおかしなことに。
なんじゃこりゃ。同じ木目がループしている。
言われたとおりに発注してきたモンなんだっていうけど。気に入らないなら、剥がしますよ大変だけどと。それとも別な板を探してきて上から張ったほうがいいのか。

「ハガシますか。、ハリますか、さぁさぁどっち!」

ボクのまえにいくつもの岐路が網目のように張り巡らされていて。

♪♪ほーら、足元をみぃーてごらん。これが、あなたの歩む道。
♪♪ほーら、前を見てごーらん。これが、あなたの未来。

つづく。

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mamehico井川のはなし壁は壊すことになりまして、えー、まーなんとか 今日もう一度ここまで立て直すところまで行きました。 今日は左官の秀平さんが現場に見に来ました。 渋谷のお店の壁を塗ってもらうんです。 ボクが思い描いているイメージは、 7メートルもある豆のテーブルは大木を森で伐って、 そこにみんなで椅子を持ってきて座ってお茶してるという風にしたいわけです。 だからテーブルの先にある秀平さんに塗ってもらう壁は倒木の枝葉をイメージさせたいわけ。 当初は豆をね、混ぜ込んで塗ってもらおうかとも思ったんだけどさ。 マメヒコで壁に豆塗るなんてなんか馬鹿みたいでしょ。 なんか当たり前すぎて。 それよりは遠くから見て、 何なのあの緑の壁。話し聞いて。あっそーなのふーん。 なんかキレイね。ってもんにしたいわけ。 店内の床もフローリングなんてもう当たり前だし、 だから左官で土間にしてもらおうという計画なんですぅ。 秀平さんとあれこれ話して、じゃ、こんな風にしましょ。 じゃぁ6日からの工事よろしく、ってなったところで問題が発覚。 秀平「このままの床じゃ土間は塗れんな」 一同「・・・」 秀平「いまある床をはつってからじゃなきゃ塗れん」 秀平さんいわく。 コンクリートの床がいまあるわけです。 そこの上にコンクリートをベースとした土間を塗って作る計画なんだけど、 そうなると、もとからあるコンクリートと新しいコンクリートが二つの層になるわけですね。 新しく塗ったコンクリートはやがて乾いて収縮し、そこからひびが入り、 いずれ、その割れ目からはがれて、床のすべてが剥離して大変なことになると。 だから、新しいコンクリートをはがれにくくするために今あるコンクリートを削る必要がありますよと。 相当広い床を、今からガガガガと削るというのか。 現場監督が切り出しました。 「それはできません」と。 そりゃそうよ。一体いくらかかるんだよ。どんだけの時間かかるんだよ。 現場監督「隣のビルは録音スタジオで、むかえのビルは三味線教室なんです」 ボク「 |||||(´ω`;)||||| 」 聞いたところ今までも、何度も「音がうるさい」と叱られてるんだって。 知らなかった。すいません。うるさくしました。以後気をつけます。 ってその矢先に全部の床をハツルだなんて。 ハツレませんと現場監督。ハツラなきゃハガレますと秀平さん。 二人「さぁー。ハツリますか。、ハガレますか、さぁさぁどっち!」 西に日が沈み、秀平さんが帰った現場にさらにもうひとつ重大な問題が発覚。 棚の設置を予定していた箇所の幅4メートルもの板の木目が、どうもおかしなことに。 なんじゃこりゃ。同じ木目がループしている。 言われたとおりに発注してきたモンなんだっていうけど。気に入らないなら、剥がしますよ大変だけどと。それとも別な板を探してきて上から張ったほうがいいのか。 「ハガシますか。、ハリますか、さぁさぁどっち!」 ボクのまえにいくつもの岐路が網目のように張り巡らされていて。 ♪♪ほーら、足元をみぃーてごらん。これが、あなたの歩む道。 ♪♪ほーら、前を見てごーらん。これが、あなたの未来。 つづく。