2007/05/08

憂鬱な日々/井川

dsc_0007_2.jpg (450×678)

GWは連日芝居の稽古三昧。

今回の芝居は2時間もあって、
しかも4人しかキャストはいなくて、
しかもそのうちの一人がボクで、
しかもそのうちの一番セリフが多いのもボクで、
しかもセリフ覚えが超人的に悪いのもボクで。

「ご自分で書かれたんだから覚えるのも楽でしょう」

なんつーこと言ってくだちゃるヒトもいるんすけど、
それがゼッンゼッン裏目にでてんの。

ある意味作者の意図することは誰より分かってるわけよ。
だって、だってだって、作者だから。でもね。

お芝居っていうのは、かけあいなわけで、
かけあいっていうのは、誰かのセリフの最後のコトバに反応して
返してくるわけで、だからセリフ尻って言うのはとても大事なんですね。

たとえば、

A「あっちから真黒な犬が来やがったぜ」
B「あぁ見えるとも。黒い犬が尻尾振りながら来やがった驚くぜ」

なんてやりとりも、

A君の「来やがったぜ」に反応して
B君は「あぁ」って言うの。

なのにボクは、作者だからこんな風に変えちゃうの。

Aボク「ねぇねぇ、あっちのほうから、
すっごいびっくりするくらい真黒な犬が尻尾振りながら、
来たよ。ねぇ見てよ見てよ」

とか言っちゃうの。

だから相方のB君、言うことなくなっちゃって、
B「やってらんねーよ」って切りかえされちゃうの。

今回のキャストは一般人(芸能人ではないということ)なので
稽古は土日にしかできず、
GWにセリフを完全に入れなくてはならないのに
半分しかできてない。正直まずいっす。間に合うのか・・・。

満席の客席にお芝居が仕上がらずに謝る夢を昨日、見ました。

チケットも売れて欲しいけど、欲しくない。
戦後の台湾の話しだからシリアスだし。
なんとか適当なこと言ってごまかすわけにも行かないし。
あーあ困ちたな。
ホンも書いて出てるヒトってどうやって
作者と役者のスイッチを切り替えてんだろーか。

というわけでお天気はいいけど憂鬱な日々。

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