小さな頃から梅干が大好きだった私は、梅の花が散って実がなる頃、何度となく青梅を口に入れようとして母親に止められていました。

「青酸があるんだから食べたら死ぬわよ!」と言われても、
「セイサン」ってなんのことだかわからないし、目の前にある梅の実は田舎に帰るときに高速のサービスエリアでおねだりして買ってもらうカリカリ梅にそっくり。いかにも美味しそうなこの青梅を口に入れる危機をなんども回避したおかげで、私はこの年まで生きてこられたのでした。
(実際の致死量は子供で100個、成人で300個だそうです。
100個食べる前にお腹こわしてますよね)
この青梅が食べられると知ったのは、田舎のおばあちゃんちでした。
中二階の物置部屋にきれいに並べられた大小のガラス瓶。
丸いガラスの取っ手に、明り取りの窓から差し込む柔らかい
光が吸い込まれて、いくつもの静かな光の玉を作り出していました。
何年も寝かされた梅干や大事に保管されたはちみつの瓶。
その中に琥珀色の液体で満たされた青梅の瓶を発見したとき、
私はものすごい宝物を見つけたような気がしました。
この秘密を誰かに話そうか、それともこのまま私だけの秘密にしておこうか・・・。
それからしばらくして、おばあちゃんがお昼寝の後に出してくれたガラスのコップに入ったジュースが、あの物置部屋で見つけた梅シロップで作ってくれたものだと知ったとき、その美味しさに夢中になると同時に自分だけの秘密じゃなくなってしまったような気がして、ちょっぴりナイーブになったのでした。
この夏、マメヒコではそんな懐かしい味の『梅ジュース』を作りました。
あの時飲んだのは素朴な梅シロップの水割りでしたが、マメヒコの
梅ジュースは贅沢にもサンペレグリノで。
暑い夏のけだるい気分を、ノスタルジックに変えてくれる梅ジュース。
元祖スローフードなので無くなり次第終了です。
今日も戸棚の中でぷくぷくと熟成をすすめているマメヒコの梅ジュースを
是非飲みにいらして下さい。

mamehicoマメヒコスタッフより小さな頃から梅干が大好きだった私は、梅の花が散って実がなる頃、何度となく青梅を口に入れようとして母親に止められていました。 「青酸があるんだから食べたら死ぬわよ!」と言われても、 「セイサン」ってなんのことだかわからないし、目の前にある梅の実は田舎に帰るときに高速のサービスエリアでおねだりして買ってもらうカリカリ梅にそっくり。いかにも美味しそうなこの青梅を口に入れる危機をなんども回避したおかげで、私はこの年まで生きてこられたのでした。 (実際の致死量は子供で100個、成人で300個だそうです。 100個食べる前にお腹こわしてますよね) この青梅が食べられると知ったのは、田舎のおばあちゃんちでした。 中二階の物置部屋にきれいに並べられた大小のガラス瓶。 丸いガラスの取っ手に、明り取りの窓から差し込む柔らかい 光が吸い込まれて、いくつもの静かな光の玉を作り出していました。 何年も寝かされた梅干や大事に保管されたはちみつの瓶。 その中に琥珀色の液体で満たされた青梅の瓶を発見したとき、 私はものすごい宝物を見つけたような気がしました。 この秘密を誰かに話そうか、それともこのまま私だけの秘密にしておこうか・・・。 それからしばらくして、おばあちゃんがお昼寝の後に出してくれたガラスのコップに入ったジュースが、あの物置部屋で見つけた梅シロップで作ってくれたものだと知ったとき、その美味しさに夢中になると同時に自分だけの秘密じゃなくなってしまったような気がして、ちょっぴりナイーブになったのでした。 この夏、マメヒコではそんな懐かしい味の『梅ジュース』を作りました。 あの時飲んだのは素朴な梅シロップの水割りでしたが、マメヒコの 梅ジュースは贅沢にもサンペレグリノで。 暑い夏のけだるい気分を、ノスタルジックに変えてくれる梅ジュース。 元祖スローフードなので無くなり次第終了です。 今日も戸棚の中でぷくぷくと熟成をすすめているマメヒコの梅ジュースを 是非飲みにいらして下さい。