2005/05/16

なんだってそーいうもんだよね/井川

山あいの遠く向こうに見えていた「電力が不足している」という入道雲は、知らず知らずのうちにボクの頭の上に鉛のように重い雨雲となり、灰色の雨がいつ降り出してもおかしくない感じとなりました。

7月のオープンは無理かもしれないという事態が発覚して1週間あまり。
この電力問題は、厨房機器の設定に関係してくる上に、オープン時期の変更はスタッフの募集などにも関わり、また仮に工事が間に合ったにしても莫大な工事費がかかっちゃうと大変な問題となりました。
あらゆることを想定して、今は7月1日予定で進むしかありません。

問題はそれだけではありません。
電気工事や設備に思った以上に経費がかかり、全体的に総予算をオーバーしていて、お金が足りなくなってきました。
すでにたくさんのみなさんに、か・な・り、ご協力いただいて、そのうえさらに金額を交渉するというのは、なんとも心苦しく、かといってなしくづし的に認めてしまっては、スタート時点で店に大きな負担となるわけで、お客様に対するサービスコンセプトが崩れるのでは。
と心配しているわけです。
払うのは簡単なんですよ。
どっかからお金借りてきて払えばいい。
でもそういうもんでもないんですね。
みなさんいいものにしようと考えていただいた結果ですから、ボクの読みが甘かったわけです。
むにゅ。
困ったのぉ。
店長も相変わらず決まらないしぃ。

でも何かを始めるというのはそういうことだからね。
なにかを思いついて、あとはちゃんちゃんちゃんと誰かに任せてできるものじゃない。
ボクはいつでもそうです。
予算がいくらあったって、どんだけ準備時間があったって、同じことです。
最近読んだ雑誌にこう書いてありました。
ある著名な女性のファッションデザイナーの言葉ですが。

「ものをつくるときに妥協は無いと私は思っているんですね。
1回そういうのを許したらズルズルってなるから。
妥協って言葉は私の辞書に無い。
ものをつくるって妥協とは無縁のものなんですよね。
もちろん、ここまでしかできないということは引き受けながらやりますけど。
でも目指すものは常に上にあるわけだから、そのことに対してどういう道を探すかってことには妥協は無いのよ。
ノーと言ってる人に構っている暇もないんです。
もの作りってね、結局はイエスと言ってくれる人に会っていくことなんだと思う」

今週、東京電力に掛け合うつもりです。
気が重いけど。
仕方ないよね。
プププ。

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