10/20 カレー 20p

 

今日は雨です。

どうやら台風らしいです。

傘をさしたくさんのヒトたちが渋谷を歩いている。
そのうち何人が、このすり鉢の谷底にある駅から、
公園通りまで登ってくれるんだろうか。

そして何人が、マメヒコに訪れ、
そしてカレーを食べるんだろう。

自分の街という気がしない。
異次元の街。

 

 

さて、ボクは朝からパン搬送。
宇田川で焼けたパンを、三茶に届ける係です。

雨にもかかわらず、三茶では恒例の大道芸をやっている。

 

三茶は渋谷に比べれば、ずっと下町なので、

 

町内会の匂いがする。
そんななかで、うちは、秋のマルシェをやってます。

売上は自分たちで積極的に積み上げようという風に、
いまのマメヒコにいるヒトたちの意識はなっているので、
大変でもやることにしました。

 

 

でも、今日はゲーテもあるし、カレーもあるし、マルシェもあるしで、
ちっともスタッフは足りてない感じ。

 

それでもボクらはやる。やらないと、マメヒコを維持できないから。

 

人手不足と言ってもね。

まぁ、ほんとのほんとの、ほんとの直前になると、
誰かしらいるもんで、

 

 

ゲーテに出てるピアノのサッチャンが、パンを売ることになりました。

プロのピアニストは自分を売り込まなくてはいけないわけだけど、
自分の技術に自信が持てないサっちゃんは、
なかなか自分を売り込めずにいる。

そんな彼女も、マメヒコの商品を売るのは、
どうやら好きみたいで、
積極的に売り込んでくれます。

たとえばこの写真も、
一見マメヒコのパンを売り込んでるふりをして、
ちゃっかり自分も売り込んでいる。

表情がそれを物語っている。
とぼけてるけど、しっかりしている。

ヒトの足りないマメヒコと、
自分を売り込めずにいたサっちゃんは、
いま相互好循環になっている。

 

マルシェの横では、

 

コーヴァイヴの取り壊しが、雨でも続いている。
トラックのせいで、まったく向こうが見えない。

 

 

ガレキの中に、かつての店の名残を見つけた。

 

 

時は移りゆく。
そしてマメヒコは儚い。

 

続けることに強い意思を持たないと、
あっけなく、ほんとうにあっけなく、
マメヒコはなくなってしまうと思います。
どんなに愛着があったとしても。

 

この場所に新しいマメヒコを作ろうと思ってます。

そのとき、たくさんのお金がかかる。
そしてそれを返さなくちゃいけない。

マメヒコを続けたいのかどうかと、
その意志をボクはいつも問われます。

 

「別にね、そんな大きな借金をしてまで、ボクとしては、
マメヒコを続けたいわけじゃないんだよ。
だって、マメヒコをやるってことは、
ほんとうにほんとうに、めんどくさいことだし」

といつも思う。
そう言うと、「そういうこと、あんた言いなさんな」と、
周りに叱られる。

 

けど、本当にそう思ってるんだからしかたない。
じゃあ、

「とっととマメヒコやめたらいいじゃないの」というヒトもいる。

そういうヒトには、
「余計なお世話だ。うるさい」と言いたい。

 

こんな顔をして、
楽しそうにパンを売っているヒトたちがボクの近くにたくさんいる。

そういうヒトたちがいる以上、
やめたいからやめるというわけにいかないじゃないか。

 

 

そのために恥を棄て、なんだってやってるわけだし、
朝も夜も関係なく身を粉にして手伝ってくれてるスタッフもいる。

 

やりたいからやってますなんて、
そういうことではない。

 

 

この場所にできる新しいマメヒコ、
一緒にやるヒト、ただいま募集しています。

 

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