2010/01/27

『檸檬』

或の日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて
君は陽溜りの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす
それを暫くみつめた後できれいねと云った後で齧る
指のすきまから蒼い空に金糸雀色の風が舞う

喰べかけの檸檬聖橋から放る
快速電車の赤い色がそれとすれ違う
川面に波紋の拡がり数えたあと
小さな溜息混じりに振り返り
捨て去る時には こうして出来るだけ
遠くへ投げ上げるものよ

君はスクランブル交差点斜めに渡り乍ら不意に涙ぐんで
まるでこの町は 青春達の姥捨山みたいだという
ねェほらそこにもここにもかつて使い棄てられた
愛が落ちてる
時の流れという名の鳩が
舞い下りてそれをついばんでいる

喰べかけの夢を聖橋から放る
各駅停車の檸檬色がそれをかみくだく
二人の波紋の拡がり数えたあと
小さな溜息混じりに振り返り
消え去る時には こうしてあっけなく
静かに堕ちてゆくものよ

(作詞・作曲:さだまさし)

こんばんは。田坂です。

NHKをつけたら、
さだまさしさんがご自身の『檸檬』という歌を紹介していたので、歌詞を載せてみました。

有名な歌だそうですが、
恥ずかしながら、私は知りませんでした。

この芝居に携わっていなかったら、この曲にひっかかることもなかったと思います。
(さださんは好きだけど)

檸檬という漢字も、書けるようにはならなかったと思う。

あと57日

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