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2011/07/08

ハタケMH’11 通信 037

昨日からハタケに向かっている。
マメヒコからバイクで向かっている。

羽田から飛行機であっという間の東京帯広2時間の間に、
一体、ボクらはなんの上を飛んでるのだろう。
 
東京から埼玉、群馬を過ぎ、
福島の南相馬あたりから、海沿いを走って北に向かってみた。
 
常磐線の新地駅、宮城県に入って、坂元駅、山下駅まで線路の脇を通ってみる。
 
といっても、線路なんかなにもなく、というより駅舎すらなく、
というより、周辺にあったはずの新地町、山元町そのものが無くなっている。
 
ただただ、だだっ広い荒野に、車が逆さにひっくり返っていたり、
抜けた歯のような大木が点在している。
 
 
荒野は白い砂漠のよう。津波がこれだけの砂を運んできたんだ。
がれきはまだそのままで、
これは片付けに手が回らずにこの状態なのか、すでに片付けてこの状態なのかわからない。
 
ここからは海岸線がまるで見えない。
 
海岸縁に立ち残った赤松が等間隔に立つだけで、
道も無く、橋桁もなく、ただ数台のダンプがときたますれ違うだけ。
 
このあたりだけで700人近いヒトが亡くなっていると町の人に聞いた。
海が見えないのに、津波からあえて逃げようと思わなかったのではないか。
 
ひとっこひとりいない砂漠を、小さなバイクだけが走り、
そのまま、小さい頃育った仙台まで走った。
仙台空港のあたり、名取川周辺は今も爪痕深いものの、
広瀬側を渡る頃には、昔の町並みのまま。
見えない陰にこそきしみは残っているんだろうけど、
海沿いの荒涼とした風景から走ってきたものには無傷に見える。
 
仙台の老舗の餅屋で「づんだ餅」を食べよう。
ハタケで採れる枝豆は今年も「づんだ」にするんだよ。
この店にあやかって、去年マメヒコも「づんだ」としてお餅を出した。
本来は「ず」んだ。
 
久しぶりにここの「づんだ」を食べると、記憶より塩がきつい。
餡は食べでがあって、づんだ餡を食べさせたいという感じ。
薄皮もきちんとむかれていて、おいしいな。
今年のマメヒコづんだも餡をたっぷりにしよう。
 
生きているから餅を食べる。
枝豆もボクも生きているからづんだ餅を食べられる。
 
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