帯広から札幌に移り、

菊地珈琲で今後のことについて打ち合わせ。
その詳細はまたのブログでするとして、
札幌、千歳空港から東京に戻る前に、いくつか見学。
 
 
もうひとつは、Doremo LeTAO ドレモ ルタオ
 
最後は、えこりん村
 
 
それぞれの詳細は置いといて、色々と思うところ有り。
 
 
・ガーデンファームというヨーロッパから輸入した概念と、
いわゆる「農」というものの違い。
自然を人工的に支配したい、それもより美しくね、というヨーロッパ人のキリスト教的信念と、
自然の片隅にそっと寄り添う日本人のアニミズムによる自然観の違い。
 
日本人がいざ自然を人工的に支配すると、
護岸工事的ながちがちのアスファルト支配になってしまって、
美しさが消えてしまうのは残念。
 
その土地土地の風土というのがあるから上手に融合させ無くてはいけないけれど、
そうできているところはまだまだ少ない。
 
むずかしんだねという感じ。
むずかしいよねという感じ。
 
 
・作りたいパン、けど、売れるパン、そのギャップ。
国産小麦で作るパンを原料の差としてしかプレゼンテーションできていない。
でも消費者はその差なんてあんまりどうでも良いと思っている。
ここでもヨーロッパ古来のパンを伝えたいという思いと、
パン文化を輸入して食べてるフツーのひととの価値観のギャップがある。
 
融合させた新しいパンを創作発明しなくちゃいけないけれど、
まだそれができていない。
いまは、それぞれ別の商品群になっていて、
つまり作りたいパンと売れるパンが同じものになっていない。
 
むずかしんだねという感じ。
むずかしいよねという感じ。
 
 
・小さな商売で稼いだ経営者はどこまでいってもお金の使い方に思い切りが持ちにくい。
ロマンは伝わるけど、現実的なそろばん勘定がはっきりと見えてしまう。
 
ロマンと才能のあるヒトにはあまり苦労をさせずにいた方が良いかもねと思う。
ただ、日本は大富豪も貴族もそんなの要らないと消してしまったのだから、
小さなロマンしかもちえないのだけれど。
 
 
・会社というものは大きくなるのに十年単位の月日が要る。
そして毎年、同じように大きくなるのではなく、あるとき突然ぐんとなる。
その関数曲線と創業者の意欲曲線の差額分を創業苦労と言うんだと思う。
一言で言えば。
 
 
 
・一粒のトマトの種からすごい数のトマトができている「トマトの木」というのを見た。
土ではなく、水を溶かした栄養液で育てている。
水だから抵抗なくぐんぐん伸びる根。
それは、こんなにも大きなトマトの幹と実をもたらすのかと
しばらく呆然と見てしまった。
 
・開拓時代回帰に近いハタケ マメヒコと、
最新のバイオ技術、テクノロジーのこんなものも作れちゃうんですよ、
ハハハ、の差額のなかに何かがある。
 
ハイテクというのは、厳密な温度湿度管理とか見えないコストが大きいから、
実用性、汎用性には乏しいはず。
 
結局、未来と過去というてんびんをバランス持って見ていくしかない。
どちらかが素晴らしい、という原理主義ではどうにもならない。
 
むずかしんだねという感じ。
むずかしいよねという感じでした。
 
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mamehicoハタケマメヒコ '11 十勝帯広から札幌に移り、 菊地珈琲で今後のことについて打ち合わせ。 その詳細はまたのブログでするとして、 札幌、千歳空港から東京に戻る前に、いくつか見学。   ひとつは MEON 農苑 ロングパリッシュ。   もうひとつは、Doremo LeTAO ドレモ ルタオ。   最後は、えこりん村     それぞれの詳細は置いといて、色々と思うところ有り。     ・ガーデンファームというヨーロッパから輸入した概念と、 いわゆる「農」というものの違い。 自然を人工的に支配したい、それもより美しくね、というヨーロッパ人のキリスト教的信念と、 自然の片隅にそっと寄り添う日本人のアニミズムによる自然観の違い。   日本人がいざ自然を人工的に支配すると、 護岸工事的ながちがちのアスファルト支配になってしまって、 美しさが消えてしまうのは残念。   その土地土地の風土というのがあるから上手に融合させ無くてはいけないけれど、 そうできているところはまだまだ少ない。   むずかしんだねという感じ。 むずかしいよねという感じ。     ・作りたいパン、けど、売れるパン、そのギャップ。 国産小麦で作るパンを原料の差としてしかプレゼンテーションできていない。 でも消費者はその差なんてあんまりどうでも良いと思っている。 ここでもヨーロッパ古来のパンを伝えたいという思いと、 パン文化を輸入して食べてるフツーのひととの価値観のギャップがある。   融合させた新しいパンを創作発明しなくちゃいけないけれど、 まだそれができていない。 いまは、それぞれ別の商品群になっていて、 つまり作りたいパンと売れるパンが同じものになっていない。   むずかしんだねという感じ。 むずかしいよねという感じ。     ・小さな商売で稼いだ経営者はどこまでいってもお金の使い方に思い切りが持ちにくい。 ロマンは伝わるけど、現実的なそろばん勘定がはっきりと見えてしまう。   ロマンと才能のあるヒトにはあまり苦労をさせずにいた方が良いかもねと思う。 ただ、日本は大富豪も貴族もそんなの要らないと消してしまったのだから、 小さなロマンしかもちえないのだけれど。     ・会社というものは大きくなるのに十年単位の月日が要る。 そして毎年、同じように大きくなるのではなく、あるとき突然ぐんとなる。 その関数曲線と創業者の意欲曲線の差額分を創業苦労と言うんだと思う。 一言で言えば。       ・一粒のトマトの種からすごい数のトマトができている「トマトの木」というのを見た。 土ではなく、水を溶かした栄養液で育てている。 水だから抵抗なくぐんぐん伸びる根。 それは、こんなにも大きなトマトの幹と実をもたらすのかと しばらく呆然と見てしまった。   ・開拓時代回帰に近いハタケ マメヒコと、 最新のバイオ技術、テクノロジーのこんなものも作れちゃうんですよ、 ハハハ、の差額のなかに何かがある。   ハイテクというのは、厳密な温度湿度管理とか見えないコストが大きいから、 実用性、汎用性には乏しいはず。   結局、未来と過去というてんびんをバランス持って見ていくしかない。 どちらかが素晴らしい、という原理主義ではどうにもならない。   むずかしんだねという感じ。 むずかしいよねという感じでした。