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2014/09/15

「マメとクルミの朝」第9ターム 第1回目

9/6(土)第1回目

語り手→マメヒコの井川、クルミドコーヒーの影山さん

第9タームは「学生たちとマメとクルミの朝」と題し、
学生と大人といろんな年代のひとを交えた会にしようと試みています。

———-

前週、マメヒコの劇の上演が終えた井川へ、
影山さんからいろいろとご質問が…。
役者のお話しから、劇と映画のお話しなど…、
今回も内容が多岐にわたり、発展していきました。

———-

影山「キャストが決まってから、脚本を書いたと聞きました。
役者にあてがきして書いたとか」

井川「キャストが決まると、そのひとの生い立ちからさかのぼって、
人となりを見てしまいます。
よくも悪くもそれに引っ張られて書いてしまうので、
そのひとありきの脚本になってしまいます。

出演するヒトの持っている
キラキラした本質みたいなものを描きたいと思って書きます。
そうしても、なかなか演技をするとなると本質に沿った演技ができるとはなりませんね。

自分に合わせて書いもらったからといって、
人前で演技をするということは
恥ずかしいことですから、自分の素というものを見せることに抵抗あるわけです。

『脱いでるわたし、を見せているわたし』を演じてしまうこともあります。
役者さんに限らず、日常的にこういうものです。ヒトというのは」

…、そこからなぜか合わせ調味料の話になって、

井川「合わせ調味料を使って料理するのは便利です。
それを使えば全部入っているわけだから。
おいしい要素が全部入っている。

けど、その要素を入れる順番というのがやはり大事なんですね。

それは温度ということなんですけど。

順々にフライパンに入れていくのと、

合わせたものをフライパンに一気に入れてしまうのとでは、仕上がる風味が違います。

つまり、これはともすれば、体裁だけを整えようとすれば、
大味なものになってしまうよと言えると思うんですね。

話はそれましたけど、お芝居に話しを戻すと、

人の前に立つわけだから、体裁を意識するのは当然です。

見栄えから考えて逆算して、

仕上げてしまう気持ちはわかります。

お芝居なら、兎にも角にも、
全部セリフをきちんと言わなくちゃ話しが収まらないわけだから。
けど、それを収めただけでは、やっぱり、大味なものになってしまう。

そういうことはとても感じました」

そして話しは、『今の自分でいいのか』と、
悩んでいるいるひとが多いという話題になって。

井川「自分の周囲を見渡せば、
『そのままでいいんだよ』と言ってくれるひとがいるはずです。
けど、当の本人がその言葉に確信を持ててないケースが多いんですね。

実は『そんなキミじゃだめだ!』という言葉がほしいんじゃないかと思います。
『いいですね』と、ただ言われても、自信にならない」

影山「なかなかそうは言っても、自分に自信を持つというのは難しいでしょう。

社会的な肩書の中に身を置いて考えてしまうひとが多いですね。

◯◯会社の◯◯である、ということばかりが先に出てしまって、
それを剥いでしまったら、なにも出てこない。
それをわかっているから、なおさらそれにしがみつく」

そして影山さんがやる投資のはなしからレバレッジを効かせるという話になり、

井川「ボクはマメヒコなんかやって、
この先どうするのかなという気持ちは常々あります。

ただ、やらされているわけではないので、

嫌になったらやめるだけのことです。

けれど、たとえば芸能人というのは大きなリバレッジがかかってますでしょう。
大企業の社員というのもそうかしら。

その人の持っている価値を、それ以上の大きな力を使って、
誇大にしてみせる。

そうすることで大きく稼げるかもしれないけれど、
自分の力ではどうにもできないという危険もはらんでいると思います。

今は世の中全体が投資による儲け話しで組み立てられています。
スターバックスは、高い株価に支えられいまがありますが、

そんな店が、うちのような個人商店と同じ通路に並んでいる。

喫茶店に投資するなんて昔は考えられなかったことでしょう。

そういう時代だということです。

レバレッジをかけたものが非常に身近な社会では、
それを利用できないととても自分は小さな存在のような気がしますが、

もともと一人の人間なんて小さなものに決まってるんですよ。

なのに自分はダメだと、思いすぎている気がします。

 ダメじゃないんじゃなくて、

だれだってダメだという話しです。

ボクとマメヒコは特別に注目もされてませんから、

 いい気なもんですけど。

いい会社に就職したり、アイドルになったりして、

レバレッジをきかせた人生を送りたい。

自分を大きくみてもらいたい。レバレッジの恩恵を受けたい。

そのかわり、その副作用を愚痴らないでねと言いたい。

まずは自分にどこまで出来るかを
よくよく考えてみたらどうかと思うんです」

———-

毎回テーマは決まっておりませんが、
いつも多種多様な話題で2時間あっという間です。
土曜の朝のちょっとした頭の体操です。

途中の回からのご参加も受け付けています。
ご興味ある方は、応募要項を記載のうえ、
info@mamehico.comへご連絡くださいませ。

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