2013/11/3 9:30-11:30 @公園通り店 影山

「パブリック」という英単語は一般大衆、公衆という意味だけど、

ドイツ語の public という単語には、それに加えて「聴衆」という意味もある。

聴衆といっても、ただなんとなーく聞き流している人たちのことじゃなくて、

さあ、音楽を聴こう!って、

感性のスイッチをONにして聴いてる人たちのことなんだそうです。

なんとなーく、っていう人たちを表す単語は別にある。

なんでこうなったかっていうと、それには、

19世紀のドイツの音楽批評家、エドゥアルト・ハンスリックという人の影響が大きい。

「音楽のコンサートは、感性のスイッチをONにして聴きに来てくれ。

そういう聴衆は、聴いているだけでも立派な音楽の作り手だ。」

彼の言葉に影響されて、ドイツでは、音楽を聴くときに、

感性のスイッチがONになっているコトが大事だ、と考えられるようになったとか。

さて、「パブリック=感性のスイッチをONにしている人たち」とするなら、

東京の街には、パブリックはほとんど見当たりません。

あたりを見渡してみれば、みんなスマホをいじっていたり、音楽を聴いていたり。

他者を感じ取るセンサーをシャットアウトして、自分の世界に引きこもることで、

この目の回るような人混みを、何とか切り抜けているんだから、仕方ない。

でもね。

いつもいつでも他者を感じ取る「感性のスイッチ」をOFFにしてたら、

ヒトはやっぱり悲しくなっちゃうと思うのです。

その証拠なのか、「街より地方に住みたい!」という人が増えているんだそうです。

僕は、東京のこの現状をなんとかしたいと思う。

それも、誰かが大きなアクションを起こす、いわゆる「街づくり」っていう考え方じゃなくて、

街に暮らす人たちが少しずつ、お互いに心を開いていけるような方法で。

なぜなら、音楽の作り手がパブリック、

つまり感性のスイッチをONにした聴衆だったのと同じように、

街の作り手もパブリック、

つまり他者を感じ取るスイッチをONにした、街に暮らす、普通の人たちだと思うから。

mamehicoマメとクルミ2013/11/3 9:30-11:30 @公園通り店 影山 「パブリック」という英単語は一般大衆、公衆という意味だけど、 ドイツ語の public という単語には、それに加えて「聴衆」という意味もある。 聴衆といっても、ただなんとなーく聞き流している人たちのことじゃなくて、 さあ、音楽を聴こう!って、 感性のスイッチをONにして聴いてる人たちのことなんだそうです。 なんとなーく、っていう人たちを表す単語は別にある。 なんでこうなったかっていうと、それには、 19世紀のドイツの音楽批評家、エドゥアルト・ハンスリックという人の影響が大きい。 「音楽のコンサートは、感性のスイッチをONにして聴きに来てくれ。 そういう聴衆は、聴いているだけでも立派な音楽の作り手だ。」 彼の言葉に影響されて、ドイツでは、音楽を聴くときに、 感性のスイッチがONになっているコトが大事だ、と考えられるようになったとか。 さて、「パブリック=感性のスイッチをONにしている人たち」とするなら、 東京の街には、パブリックはほとんど見当たりません。 あたりを見渡してみれば、みんなスマホをいじっていたり、音楽を聴いていたり。 他者を感じ取るセンサーをシャットアウトして、自分の世界に引きこもることで、 この目の回るような人混みを、何とか切り抜けているんだから、仕方ない。 でもね。 いつもいつでも他者を感じ取る「感性のスイッチ」をOFFにしてたら、 ヒトはやっぱり悲しくなっちゃうと思うのです。 その証拠なのか、「街より地方に住みたい!」という人が増えているんだそうです。 僕は、東京のこの現状をなんとかしたいと思う。 それも、誰かが大きなアクションを起こす、いわゆる「街づくり」っていう考え方じゃなくて、 街に暮らす人たちが少しずつ、お互いに心を開いていけるような方法で。 なぜなら、音楽の作り手がパブリック、 つまり感性のスイッチをONにした聴衆だったのと同じように、 街の作り手もパブリック、 つまり他者を感じ取るスイッチをONにした、街に暮らす、普通の人たちだと思うから。