秋のハタケ 豆の収穫

11月ともなると、ハタケのある北海道は
もう、冬目前。
朝晩はストーブが欠かせなくなってきました。

そんな中、ハタケの今年最後の大仕事、
豆の収穫をしました。

秋はハタケの1年の集大成、収穫の時期です。
カボチャやジャガイモは9月、10月のうちに収穫するのですが
肝心の豆は一番最後、11月です。

乾燥した黒大豆。最初は深紅色をしている豆は乾燥が進むことで真っ黒に変わります。

豆というのは、長期間の保存がきくという点で
とても便利なのですが、その保存性の高さは、
「豆を十分に“乾燥”させているから」に他なりません。
(食べ物が痛む原因の多くは水にあるのです…!)
その乾燥を待つために、
豆の収穫の時期というのは他の野菜に比べて遅めなのです。

鞘に入ったまま乾燥させるので
豆の収穫というのは主に脱穀作業です。

(脱穀とは、鞘の中から豆を取り出すこと、です。)

大豆や小豆はコンバインと呼ばれる機械で
刈り取りから脱穀までを一連の流れで進められます。

脱穀した大納言小豆。小石や葉、茎の破片も混じっているので選別してから使います。

ところが、蔓が長く伸びる為に支柱を使って育てるインゲン豆は
機械での刈り取り、脱穀ができないので
どうしてもヒトの手作業で進めるしかありません。
春は春で大がかりな支柱立ての作業が必要だし、
種蒔きから収穫までとにかく手がかかるのがインゲン豆の特徴なのです…!

今年、育てていたインゲン豆は、
貝殻のような模様が特徴的な貝豆。
この貝豆の脱穀が今回のメインイベントでした。

貝豆は扱いやすく、味わいもとても良く、マメヒコスタッフイチオシ。

10月の遠足で刈り取りをして、支柱としていた手竹を抜き、
日の良く当たる場所に広げて乾燥させていた、貝豆。

3週間ほど置いていた間に、見事にカラカラに乾燥していました。

昔ながらの脱穀のやり方は、上から棒でたたいて脱穀する方法だそうですが
今回は試しに上から踏んでみると・・・
きれいに鞘がはじけ、次々と中から豆が飛び出しました。
これで面白いように脱穀が進んだので
今回は足踏み方式でやってみました。

十分に乾燥すれば、上から踏むだけできれいに鞘と豆に分かれるので、楽しい。

カシャカシャカシャ、パキン、カラカラ、コツン、
コロコロ、パキン、カシャカシャ、コツンコツン…
鞘と鞘がこすれる音、
鞘の中で豆が揺れる音、
はじけた鞘から豆がこぼれ、転がる音。
いろんな音が響いて耳に心地よく、作業に没頭してしまいます。

脱穀が終わったら、混じっている葉や蔓の破片、砂を取り除きます。
唐箕と呼ばれる、風の力で豆より軽いゴミを飛ばして
豆とそれ以外のものを選別する手動の機械にかけるのです。

ここまできたら、30kgずつ大きな紙袋に詰めます。

これでようやく、東京のマメヒコへ
収穫した豆たちを送り出せます。

長いようであっという間のハタケの半年が今年も終わりました。

昨年は連作障害もあり豆の収穫ゼロだったので
今年は無事に収穫できて感無量!!です

ハタケ仕事は日没でおしまい。日の短いこの時期は急げ急げと進めます。

東京のマメヒコに届いた豆は
豆選りという選別作業を経て
メニュー登場します。
どうぞお楽しみに~!

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