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マメヒコピクチャーズ 最新作

        

カフェが映画をはじめた理由。

店内で見る映画を、お店とお客さんで作ります。

宇田川町店で大好評につき定期上演している
劇『ゲーテ先生の音楽会』を
映画『ゲーテ診療所』にリメイクします。

カフエが作る映画=マメヒコピクチャーズとは

『マメヒコピクチャーズ』として、2013年と2012年に
カフエ マメヒコを舞台とした映画(のようなもの)を制作してきました。
そして、それをささやかではありますが、カフエで上映してきました。
カフエが映画を作るなんて。
ボク自身、まるで考えもしないことでした。
そしてみなさんもそうお思いでしょう。
無理もありません。
でもこれには、ちょっとしたいきさつ、『ドラマ』があるのです。
そのことを、ここで初めて披露します。
それはある秋の日の、
ある女性のお客さんとの立ち話しのことです。

ワタシはね、
たくさんの映画を作ってきたものです。

その道のプロとしてね。

けど、今はもうさっぱり。

だって、作っても上映できる場所がないんですもの。

そう、ワタシが見たいような規模の、
サイズ感の映画ね。

そういう映画が見られるようなシアターは少ないし、
だからでしょうね、
多様な映画を作ることはできなくなってしまったの。

それはとっても寂しいじゃない。

つまらないじゃない。やるせないじゃない。

だってね、
ワタシはそういうのが作りたくて、
この世界に入ったんだからさ。

そうでしょ?そう思わない?思うわよね。

だからね、
ワタシね、
あなたにね、
折り入ってお願いがあるの。

ここをね、このカフエをね、
映画館にしてほしいのよ。

あら、ううん。

いつもいつも、
というわけじゃないの。

たまにでいいの。

1年に数日でいい、
大きな映画館では見られないような映画をやってほしいのよ。

派手じゃなくていい、
きちんと真面目なやつをさ。

カフエという日々を、そのまま映画にしたっていい。

これだけいっぱいのヒトが出入りしてるんだもん。

映画になるようなことはいっぱいあるはずなの。

それは知らないだけ。

毎日起きるカフエの『出来事』のなかに、
きっとたくさんの『ホント』があると思う。

それをね。

あなたは映画にする。

そしてこの店に関わる、多くのヒトたちで、
そーゆーものを作れたら、
それはなんて素敵なことだと思わない?

きっと多くのヒトや、
映画人にも夢を与えるわ。

だから。

まずあなたが、
最初の1本を作り、ここで上映なさい。

あたしはあなたがやるなら、
きちんとお手伝いする。

———-
その女性のお客さんが約束をきちんと果たしてくれたおかげで、
1本目は無事生まれ、そしてその反省を活かして2本目を作りました。

マメヒコピクチャーズ 2015年新作、始動

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タイトル

『ゲーテ診療所』

ゲーテ診療所とはこういうところ

ゲーテ先生は博識な心療内科医です。

そのゲーテ先生が居るゲーテ診療所は
都会の雑居ビルにひっそりとあるのです。

小さなテーブルと大きなイス。

そして患者用のイスが1つ置いてあるだけの小さな診療所には、
看護師のフサコさん、そしてロバと豚、イヌとネコ、
そしてニワトリがいます。

先生の治療はお薬を使いません。

ただ、フンフンと患者さんのお話しを聞いてあげるだけです。

ただし。

この『聞いてあげる』というのが、
できるようでなかなかできないものなんですね。

だからか、ゲーテ先生の評判を聞きつけて、
今日もどこからか、
患者さんがたくさんやってきます。

先生は患者さんの話しをしばらく聞いた後、
ドイツの文人、
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの「言葉」を口にします。

先生の本棚には尊敬するゲーテの本が何冊も置いてあり、
先生は暇さえあればドイツ語の本を読んでいるのです。

ゲーテ先生から言葉をもらった患者さんは、
なんだか分かったような分かんないような気分になります。

そして最後は決まって歌を歌わされます。

するとどうでしょう。

診療所から出ると、みんなたちどころに元気になっているのです。

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ゲーテ先生役 増原英也(バリトン歌手)

映画のきっかけになった 劇『ゲーテ先生の音楽会』

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劇『ゲーテ先生の音楽会』というのを、
2014年のクリスマスと、
2015年のゴールデンウィークに上演し、大いに盛り上がりました。
劇として2回、上演してみたことで
『ゲーテ診療所』という設定に大きな可能性を感じ、
このたび映画化することにしました。
この劇『ゲーテ先生の音楽会』は、
「歌と音楽と演劇を組み合わせたものをカフエでやりたい」と
 バリトン歌手である増原英也さんが
企画してくれた所から始まったものです。
増原さんは沖縄の大学に入って、
その後、何を思ったか芸大の声楽科に入学して、
そののちイタリアに留学してみたり。
もともとお父さんがみんなで楽しめるような劇団を主宰されていたり、
そういうこともあってでしょう。
「カフエでやることに意義がある、
この際、無茶なことをやりましょう」と、
『ゲーテ先生の音楽会』をやろうやろうと勧めてくれたんですね。
宇田川町店には、ちょっとした「小上がり」がありまして。
演劇をやるなんてそんな立派なものじゃなくてですね、
えっここ?っていう感じの「小上がり」。
あすこにはブビンガという木の一枚板の大きなテーブルがありましてね、
カフエマメヒコ宇田川町店の客席の
およそ70%は占めるであろうブビンガ製のテーブルほか、
もうどうすることもできない。
そこでね、いわゆるどこぞのホールで歌っているオペラ歌手と、
演劇、歌、音楽を気軽に楽しめる会をやろうと。
できれば食事もついていたらいいねとかなんとか。
それで『ゲーテ診療所』を舞台にした劇を2時間半やりました。
冬の時はバッハのコラールがテーマでした。
賛美歌「主よ人の望みの喜びよ」をみんなで歌う。
春の時はドイツ・リートがテーマで、
シューベルトの「野ばら」や「ます」、
シューマンの「詩人の恋」なんかを歌いました。
おかげさまでお客さんも大勢来てくださって。
終わってみたらすごく高揚したものになっていました。
2時間半、お客さんは笑いっぱなしだし。
最後はスタンディングオベーションで、
感動したと泣いてるヒトまでいるし。
普通のヒトの、
普通の生活に、
芸能が宿る。
ドイツの文豪、ゲーテの本を読むとわかるんですけど、
世の中を渡っていくための処世術が書いてある。
立派なことを言い過ぎるとややこしくなるから、
あんまり深く考えるなよ、とかね。
自分のことを嫌いになることほど、
馬鹿げたことはないからね。
人生色々あるけど元気に生きていこう。
そういうことが詩だったり、
小説だったりに手を替え品を替え書いてあって、
あぁ、そういうんだったらね、
これはカフエ向きだなと思いました。
とかくボクらは難しく考えすぎる。
そして、 
考えすぎていよいよわからなくなって、
今度は一切合切、 
投げやりに何も考えなくなる。
これはひとつの病気だとボクは思う。
世の中はあらゆることが誰かの利益のために複雑になってますから。
普通のヒトの、 普通の生活にこそ、世の中があり、
そこにこそ芸能が宿ると
ゲーテは考えていたはずです(ある側面としてですけど)。
カフエでやる『ゲーテ先生の音楽会』こそ芸能であり、
そこに居合わせたお客さんが喜々とした笑顔を見せたのは、
案外今のボクらの周りに、 
芸能って無いのかもしれないなと。
芸能界はビジネスであり、
芸能ではないですものね。
偶然気づいたことですけど、
この『ゲーテ先生の音楽会』は、 
カフエと芸能の親和性を考えるきっかけになったのでした。

わたしたちは、何を目指していけばよいのでしょうか。

世間というものを識ること。

そしてそれを嫌ったりしないことです。

人間というのは劣等感を持ち、

ダメになってくると、

人の不幸しか喜べなくなってくるものです。

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
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■ フォーマット
110分 ハイビジョン
■ 上映場所
カフエ マメヒコ宇田川町店
■ 上映時期
2016年1月~
■ ロケ地
北海道・千歳 ハタケマメヒコ
渋谷マメヒコ公園通り店ほか
■ 撮影期間
2015年8月~10月
■ 脚本・監督
井川啓央
■ キャスト
ゲーテ先生 増原英也 ほか
→ 今後決定次第、随時発表していきます。

クラウドファンディング

今回、マメヒコでは、
モーションギャラリーの協力を得て、
はじめて、クラウドファンディングを利用します。
クラウドファンディングとは、
クリエイターや起業家が資金調達をする手法として、世界中で注目されているものです。
制作費の半分相当の250万円のご支援を募る予定です。
https://motion-gallery.net/projects/mamehico_pictures

クラウドファンディングのMotionGallery(モーションギャラリー)

https://motion-gallery.net/
クラウドファンディングのモーションギャラリー(MotionGallery)。みんなの共感を力にクリエイティブなプロジェクトを実現する、国内最大級かつ手数料最安値のクラウドファンディング・ プラットフォームです。

資金の使い道と制作費について

ご協力いただいた資金の主な使用目的は撮影機材代です。
前回の『紫陽花とバタークリーム』は総制作費が約4,500,000円、
『さよならとマシュマロを』は約5,500,000円でした。
他、撮影や上映をするためのカフエ店舗の改装費にも
多額の資金がかかっています。
ボクは見る人が、制作費の半分を均等に負担できる仕組みが
作れないかと思っていました。
制作費の500万円の半分、
250万円をマメヒコはスポンサーとして負担する。
そして残りの250万円を見る人が均等に負担できないかしら。
一人500円だとすると、5000人に見てもらう計算です。
しかし、これはカフェで上映するには大きなハードルです。
ボクらのようなカフェが映画やドラマを作り、
カフェで上映するということに意義を感じている一方で、
制作上のカセになっている側面がある。
海外を視野に入れた多くの人たちに、この作品を見てもらう工夫も
今後もっと必要だと思っていますし、
制作費をもっと下げる工夫も必要です。
そして、そういう視点を持ったスタッフと
制作していくこともなにより大事です。
今回制作に入る前に、
クラウドファンディングを通して
制作費の協力を募らせて頂くことで、
自分たちがやってきたことを
整理、報告する機会を持てたことは意味のあることです。
作品の制作に参加していただける機会もたくさん提供し
考える機会を持てたらそのことも大きな価値を持っています。
沢山の方々に僕らのメッセージが届くことを願っています。

制作スケジュール

2015年
6月 クラウドファンディング開始
第1作 『紫陽花とバタークリーム』
第2作 『さよならとマシュマロを』上映会
7月 キャスト発表会
8月 撮影開始
11月 ポストプロダクション
12月末 完成試写会

「マメヒコピクチャーズ』の過去の作品

第2話 「さよならとマシュマロを」 2013年11月公開

前作同様、マメヒコという名前は出てきませんが、
カフェを舞台にお客さんとスタッフとの
人間模様を描いた作品です。
物静かな、なにもバタバタもない、淡々とした作品です。
今回もカフェのオーナー役に田口トモロヲさん、
ほかテレビや舞台で活躍されている役者さんたち
それと店のスタッフ、エキストラで
参加されたマメヒコのお客さんたち、
がひとつの映画を作るところが見どころの作品です。
《監督/脚本》
井川啓央(カフエ マメヒコ)
《キャスト》
メック・・・田口トモロヲ
ルミエール/メックの姉・・・木野花
万四郎・・・古山憲太郎
清水・・・水津聡
ツグミ/ユキの妹・・・三須杏奈
シーボルト・・・田村泰二郎
店員の女の子たち
ユキ・・・富山恵理子
店長ナナ・・・村松えり
アン・・・蔵下穂波
アイ・・・八木麻衣子
ハル・・・小松春菜
サキ・・・神原早紀
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 第1話 「紫陽花とバタークリーム」 2012年公開
2014紫陽花とバタークリーム チラシ

 6月に三軒茶屋のマメヒコで1週間、撮影しました。
マメヒコという名前は出てきませんが、
まさにマメヒコを舞台にお客さんとスタッフとの
人間模様を描いた作品です。
物静かな、なにもバタバタもない、淡々とした作品です。
日常に目をこらせば、それなりに色とりどりだよね、
という作品、作風です。
カフェのオーナー役を田口トモロヲさんが
とても好演してくださっています。
ほかにも、テレビや舞台で活躍されている役者さんたち、
それと店のスタッフ、エキストラで参加されたマメヒコのお客さんたち、
がひとつの映画の中で自然に混ざり合っているところが
一番の見所でしょうか。
《監督/脚本》
井川啓央(カフエ マメヒコ)
《キャスト》
メック・・・田口トモロヲ
あずさ・・・内田慈
村口・・・趙珉和
あずさ/村口の母・・・キムラ緑子
シーボルト・・・田村泰二郎
店員の女の子たち
ユキ・・・富山恵理子
店長ナナ・・・村松えり
アン・・・蔵下穂波
アイ・・・八木麻衣子
ハル・・・小松春菜
サキ・・・神原早紀
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監督

井川啓央 いかわよしひろ カフエ マメヒコ 1973年生まれ。
カフェ店主/映画監督、執筆家、料理家。
テレビディレクター、番組制作会社代表を経て、
2005年、東京・三軒茶屋に『カフエ マメヒコ』を開業。
その後、渋谷に公園通り店、マメヒコ宇田川町店を開店。
また2010年に北海道に豆農園『ハタケマメヒコ』を開園。
マメヒコで使う大豆や小豆を栽培している。
マメヒコ宇田川町店には、劇場を持ち、
カフエマメヒコ制作の演劇や映画を上演、上映している。

想定されるリスクとチャレンジ

これを読んでくださっている皆さんへ
マメヒコの井川と申します。
『カフエ マメヒコ』という一風変わったカフエをやっています。
ボクたちに興味を持って読んでくださっている皆さま。
ありがとうございます。
このプロジェクトのリスクについてですが、
映画の制作は始まったばかりですので
スケジュール、内容が進行状況により多少変更になる場合があります。
万一、資金が目標額に達しなかった場合でも、
映画の制作ならびにご支援いただいたみなさまに特典を実行いたします。
さて、このプロジェクトのチャレンジについて。
今回クラウドファンディングを試みてみることになったんですが、
正直なところ、わりと戸惑いもあるんですね。
と言いますのも、
そもそもカフエがなんで映像作品を撮るのかと問われますと、
先にご説明したとおり、
いくつかお客さんとの偶然の出会いによるところが大きいわけですが、
やっぱり、ボク自身が映像作品を作るのが
とても好きだからということが大きんですね。
いくら頼まれても、嫌なことはやらない、
やれない質ですから。
好きなことを応援してくださいませんか、
という気持ちは、どこかこそばゆいものです。
ですから戸惑いがありました。
ただ、今までやってきたことを、
そのまま偽りなく書けばどうですか?
と周囲のヒトたちが言ってくれたんですね。
それで応援するかどうかは、皆さんが判断するんですからと。
それはそうですね、と、重い腰を上げました。
こちらにはボクらがなぜこんなことをやっているかということ、
またボクらがやってきたこと、
そして次どうしようと思っているかということ、を書きました。
やっていることは多岐にわたるので、
なかなか真意が伝わらないことも多いんですが、
正直なところを書きました。
マメヒコピクチャーズも毎回、続けていくことで、
いつも新しくて大きな困難にぶつかりますが、
それを乗り越えてこられるのは、
新しい出会いがあるからです。
このクラウド・ファンディングを通して、
新しい出会いがあることを、とても楽しみにしています。
カフエ マメヒコ 井川啓央
素晴らしい映画について