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みんなたちへの豆教室 VOL.7

みんなたちへの豆教室 VOL.7

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マメヒコの小豆も十勝で穫れたものです。
来年からはもっと細かく十勝の音更町というところのものを使う予定です。
音更町の「えりも」という品種がマメヒコの小豆と言うことになります。

エリモショウズですね。森進一のね。
「襟裳の春ぅぅわぁぁぁぁ」

もう覚えてくれましたね。

この「えりも」は少し色が薄くて、皮がやわらかく、風味がとてもいい。
そしてなにより寒さに強く、種まきから収穫まで短いんです。

秋に畑に行けば、褐色のさやが畑一面に寝ている。
ぱっと見ただけでは、大豆と区別つかない。
さやを手に取れば、中に赤い小豆が入ってるからわかります。

08autumn04-02.jpgさやから採れたてのものは、少し白っぽくて艶がありません。
これはまだね、磨いてないからです。
普通一般的な豆はみんな磨いて艶を出してるんですよ。
靴を磨くように布でね、こすって磨いてる。

春に蒔いた小豆を、その年の秋に収穫する。

たしかにそうなんですけど、

ここに、ぼくら東京にいるひとと向こうのひととのあいだに大きな感覚のズレがあると思っています。

頑張ればそのぶんの対価が返ってくるというのは、自然相手では必ずしもそうとは限りません。

それでは小豆を今ここで植えてみようね。

春です。種をまきます。播種(はしゅ)って言います。

 
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08autumn04-03.jpg種は春に種を蒔くと、順調にいけば芽を出すわけです。

さぁ出ました。

ピンコン。

早速、最初のハードルです。

08autumn04-05.jpgまだ始まったばっかりなのにっていう感じでしょ。
でもね。
予想したとおりに何でもすすむとういうのはボクらの思い込みです。

この発芽する春先にね、霜が降りると小豆は全滅します。

この霜を晩霜と言います。

理不尽でしょ。
全く自然は理不尽です。

地平線の彼方まで植えたの小豆は一夜にしてパーです。

でもまだ春先ですから、あきらめたらダメです。
植える時期が遅い金時を植えれば、なんとかリベンジできるかもしれない。
そこで慌てて、翌日には金時を植えたりするんです。