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みんなたちへの豆教室 VOL.37

みんなたちへの豆教室 VOL.37

 

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春が春らしくなく、夏が夏らしくなく、秋が秋らしくなく、冬が冬らしくない。
季節らしい季節がなくなって久しいこの頃ですが、みなさんいかがお過ごしですか。

いよいよ年の瀬ですね。
今年やると約束して、やれたことなんて半分くらいなもんです。
それでもまた来年やればいっかって思ってます。
来年無理なら再来年やればいい。
ボクにとって季節とはそういう区切りなんですね。

この秋、北海道に行きました。
豆の葉が色づき始めると鮭が川を上ってくると云われてます。
知床の山間の川辺を歩いたんですが、あちこちで鮭が最後の命をふり絞って、卵を産んでるのが見える。
石がごろごろした川を上るんだから、もうぼろぼろです。
えっこんな川上まで!ってところまで上ってきてる。
見てられないですよ。かわいそうで。
誰に頼まれたわけじゃないのにね。

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やがて務めを終えたメスやオスの傷だらけの体は骨までえぐれて川水に溶けてる。
どうしてこんなにまでして、流れに逆らって上ってくるんだなんて思ったりね。
移動の車で感慨に浸ったりしてね。
傷ついたって思いを貫くために流れに逆らって生きて行かなきゃならないな、なんて鮭に自分を重ねてみたりして。

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そうしたら、
あれっと思う光景が車窓から見えたんです。

秋の畑に、ヒマワリが咲いてるんです。