• ゲーテ診療所
  • チャンネル
  • ウーダ劇場
  • コーヴァイヴ
  • まめひこさんご近所さん
  • WEBショップ


みんなたちへの豆教室 VOL.3

みんなたちへの豆教室 VOL.3

08autumn02-01.jpg

夏になると枝豆っていうのを食べますね。
エダマメ。

枝についてるあの枝豆ね。
とりあえずビールに枝豆。
っていうエ・ダ・マ・メ。

この枝豆。
大きくなれば大豆だってことは意外と知らないんですね。
知ってる?

こういう話しっていうのは、
知らないひとにはどんなに丁寧に言ってもてんで、ちんぷんかんぷんで、
知ってるひとにとっては、当たり前のことを偉そうに言うなって叱られちゃうんだけど。
豆教室だから、できるだけわかりやすく言うね。

豆というのは昨日も言ったように種なわけです。

それを植えると芽が出て、やがて大きくなって、花が咲き、その花がやがてさやとなり、そのさやの中に、種である豆ができる。

ここまでいい?

ついてきてる?

 「無理っす」

まだ難しいことなにも言ってないよ。いくよ。
で。
その、大豆の場合、
大豆を植えて、芽が出て、大きくなって、花が咲いて、さやができる。
そのときに、さやをもぎ取って、茹でて塩ふって中身を食べるのが枝豆。
だから枝豆と大豆は一緒なの。
わかる?

 「じゃあ大豆って言えばいいじゃん」

そう。そのとおり。

 

08autumn02-02.jpg

 

でも、一般的に、大豆と言えば、乾燥大豆のことをいう。

枝豆が緑色をしてるのは、未熟だからで、やがて夏が過ぎ、秋まで畑でほったらかしにされると、
畑はみすぼらしい褐色の枯れ畑になる。
畑にはひからびた、枝豆があっちにもこっちにも付いている。
でも、そのひからびたさやを、ひとつ手に取ってみてごらん。

あっ!

見覚えのある大豆が入っているでしょ。

マメヒコで一番人気のあるメニューっていうのはクロカンです。
寒天に黒豆を甘く煮たものをかけてるもの。
普通マメカンと呼ばれるものは寒天に甘く煮たエンドウ豆をかけるというのが定番だけど。
うちでは黒豆を使ってます。
あの黒豆。
あれも大豆です。
黒い小豆もあるし、黒いインゲンもあるけど、
黒いダイズをクロマメって呼ぶ。

 

08autumn02-03.jpg

ダイズの未熟なものを野菜として食べるのが枝豆というのは覚えたかな。
だから枝豆をいつまでも収穫せずに完熟させると大豆になるし、どんな大豆も未熟なうちに収穫すれば枝豆として食べられる。
だから、黒豆にも同じように枝豆があります。
黒豆の未熟を黒枝豆と呼んで、京都の丹波では、黒豆の産地なんですが、丹波の黒枝豆もまた名産なんです。

ついでに言うと、大豆には茶豆っていうのもある。
今度は茶色い豆ね。

山形の鶴岡の名産の「だだちゃ豆」があるでしょ。
知らない?だだちゃ豆。幻の枝豆。
これはね豆の色が茶色い。
枝豆の鞘には細かい毛がついてるんだけど、その毛もものすごい茶色です。
毛深い外人の腕みたい。

この茶豆は香りと独特のうまみがすごい。
採れたての茶豆をその場で茹でて食べたらもうね、びっくりするよ。

 「ギャー。これが枝豆なにょ」

08autumn02-04.jpg